こんにちは、志緒村亜希子です。


前回の記事でね
■ 京都で心屋認定講師ミーティングでした/任せると分かること
カピバラさん(夫)に子ラッコを任せたら
全く問題がなかった

って私、書いてるんですケド


問題がなかったのは

あくまで 子ラッコさんの健康と安全であって


カピバラさんは
めちゃくちゃ苦労して振り回されて
ひーひー言ってます。

それが普通だと思います。

家事も子供の世話も寝かしつけも
スマートにこなしている訳ではございません。
世のお父様方、安心してくださいませ。

でも、留守番&子供の世話は
やりたい気持ちがあって
引き受けてくれてはいます。


だから私が出張から帰ると(夜の場合)
台所とリビングは嵐が過ぎ去ったようだし
そんなぐちゃぐちゃの部屋の真ん中で
無造作にせんべい布団が敷かれ
疲れ果てているであろうカピバラさんの横で
子ラッコがスヤスヤ寝ています。
(ベッドは落ちるのが怖くてダメなのだそう)


翌日、大変だったアピールもされます。
ウンチの回数も報告されます。
それがちょっとめんどくさくなる時もあったり、
「それを毎日誰がやってるんだー!?」と
応戦したくなる
(まあ、ときどき言っちゃうけど)

でも、大体のときは
そうだよねーーーーーーー
そうなんだよ、大変だよねソレ


すごいねーーーー

あーーーーーー( ̄д ̄)そうだったかーーーーー


って、話を聞きます。
別にテクニックでそうしているのではなく
ホントに大変だったんだなと思うから。


罪悪感はほとんど刺激されないの。
そもそも彼は私に反省してほしい訳じゃない。
ただ頑張ったことを分かって欲しいだけ。

それにやっぱり
やりたいことをやらせてもらった感謝の方が大きい。
肩身の狭い思いじゃなくて
堂々と好きなことやらせてもらってるのが
ほんとにありがたい。
(こう書くときれいにまとめようとしてるっぽくてどうかと思うけど)

だからごめんねって言ったことない。


だけど笑っちゃうのが
じゃあ、カピバラさんも好きなことしていいか
行かせてあげられるか、と思うと
無理かもしれないんだよね(笑 オイ!!)

・・・いや、どうかな?
行かせてあげるとしても
イヤミのひとつや二つも
お見舞いするんだろうな、
そういうヤツです、私。


で、感謝っていうのは私の中では

京都行かせてもらったから、
好きなことさせてもらったから、
あなたは家事めちゃくちゃでいいよ
できなくても許してあげるよ、
もういいよ、ありがとう。
じゃないんですよね。

交換条件じゃないんです。



私いま、産後の夫婦関係について
いろいろ人体実験中なのですが

自分のホルモンバランスによる激しい感情の起伏だったり
子供との関係が先だから仲間外れにしてしまったり
気持ちの向け方がだいぶ変わるのだけど

そんな中、彼も父になるべく頑張ってるんですよね。
空回りもいっぱいしながら。
私に怒られながら・・・(ほんとごめん)

そこに目を向けられたことによって
あまり腹が立たなくなった。
(いや、立つときもたくさんある)←どっちやねん

私が家を空けることによって
実は彼は彼で
子ラッコとの時間を過ごせたり
お父さんになる時間を得てるのかな
なんて思いました。

彼から子ラッコを取り上げたくないって思います。
産後里帰りしなかったのも同じ考えからです。

なんか変な気持ちなんですが
優越感を感じたい、ってあるのです。

子供が母である私になついて
父であるカピバラさんには泣いちゃう
みたいなシチュエーション。

これも本能かもしれませんが
怖かったです。

だからその点において
里帰りしなくて(私は)良かったって
思っています。



男性にも母性があるって以前書いたのですが
やっぱりあると思います。
女性にも父性があるしね。

対大人だけじゃなく
やっぱり
対子供にもあるんだね。

だから
私の思い通りにしてくれなくても
私のこだわりを理解できなくても
彼なりにお父さんになろうとしてる。
すごいことだ

生き方が変わるのはお母さんだけじゃないね。
当たり前かもだけど。



関係ないけど
ぢんさんってクライアントさんや受講生の
顔とか存在ではなく
もっともっと奥を見てる
って気づいて感動したことがあるんだけど

その視点を私も持ちたい
って思ったことを
思いだしました。

旦那さんに対して
少しはそう見られているといいですね。


妻と夫はいつも同じ歩幅じゃなくてもいい。





しかし、もしこの記事をカピバラさんがいつか読んだら
私の解釈全然違うと言われるかもね。
それもよし。





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カピバラとラッコ


友達がこんな絵本をくれた。
ラッコ、なぜかおじさんキャラ。
腹巻きにステテコ(笑)

さすがラッコ。