在宅介護や施設介護でとにかく最大限の努力をして


ご家族を見守っているすべての介護者の方に


またきたるべき日に備えて予備知識を仕入れたい


働き盛りの方のために


介護保険制度内の各ステージでの私の体験を


伝えたいと思い これまでの経緯を


ご紹介することにしました。



議員さん、公の関係機関へのメールの公開が


主な形となります。


体験を共有し、改善点が見つけられたらと


願います。


今回は介護者が一人の場合で


さらに家計を支える役割と介護の両立


を余儀なくされ、両立しないため、


特養に不本意ながらトイレ介助が必要で


歩行はよろよろながら可能な老親をあずけ、


結果職員による傷つけが確認され


対応してもらえない為に在宅介護に


戻った場合、介護保険は


どう機能するのかについて考えたいと思います。


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特養から退所させ、デイの利用でなんとか


月1週間の外販に専念できる時間を確保しました。


それ以外の日はもはや毎日夜勤状態。


夜間 汚れたり、呼ばれて細切れに


2時間ずつしか


睡眠がとれません。


朝 おきだしてからは


つきそって着替えの順番を見守る。


下半身をきれいにしてソックスを履かせる。


洗面所に手引きで誘導して洗面。


この過程で母がツムジを曲げると


ご飯を食べる時間がなくなってしまいます。


ゆっくりと食事をとる。


この時も義歯が落ちてきて食べられないと


即ミキサーでどろどろにしてなんとか


食べられるようにします。


上の義歯は最後に1本残っていた自歯に


ひっかけるタイプだったのがその自歯が


ぐらぐらになった為にひっかからなくなり


落ちてくるようになっていました。


訪問歯科に間隔をあけて2回きてもらいましたが


自分の歯がなくなれば総入歯形式の義歯が


製作できるが母が麻酔の注射を嫌がるので


自然に抜けるまでは処置できない状態。




いよいよ時間が足りなくなったときには


バナナ一本という日が一度ありました。



デイに送り出してからは夜の間に


いろいろ母が活動した後始末。


洗濯。床掃除で


午前をすごします。


排泄に障害があるのでどうしても汚れてしまいます。


下手をすると自分の朝ごはんを忘れています。、


少し仮眠をとりあっという間に午後のいい時間。


振込みなどがあるときは車を走らせて


銀行に走ります。銀行にもなかなかいけなくなり


ました。仕入れの為に都心まで向かうことも


なかなかできなくなりました。


買い物は極力週に一度とまとめていきますが


不測の事態が続いて買いもので出る時に


母が落ちつかない状態になったりすると


まず母に寄り添います。


(退所後母は不穏状態が頻繁に


起きるようになっていました。)


そのために買い物には隙をみていくことが


多くなりました。母の傍にいなければならないし


かといって食事の支度のために外に買いものに


いかねばならない。まとまった時間がとれない。


こうなってくるとウィークデイにデイに


母をあずけながらも


自営の仕事は1日に1時間できればよい方になり、


そのうちに発送の遅れなどのクレームが重なり


続行が難しくなってきました。


また頻繁に熱をだすようになりそのたびに医者に


医者にいくのでほとんど毎日医者に通う時期も


あり相手のある仕事(特にお客様相手の販売)は


続行は無理でした。



連泊して仕事に専念できるはずの月1週間の


外販も震災後は売り上げの激変で


赤字になるようになり母を預けてまでいく意味が


なくなってきました。


そして今度は大きな病の発覚。


愈々、覚悟を決めるときです。


身体状態が悪くなれば看護師のいない今の


デイサービスに楽しみのためにいくことも


できなくなってくるでしょう。


母は今通っているデイサービスが


気に入っていて若い孫ほどの一人のスタッフが


とてもよくしてくれるので


その人のことを親友と思っています。


一時入院したときも不穏になりましたが


デイサービスの話題をもちかけると


ぱっと表情がかわって「〇〇さん、xxさん」と


名前をあげ、とても和やかになり


早くデイにいきたいと


いっていました。


母に自分を受け入れてくれる、安心してそこで


過ごしていられる世界がやっと見つかって


私も不幸中の幸いととても喜んでいました。



デイにもいけなくなると母の楽しみは減ります。


それよりもちろんこれからは闘病なのですが・・


ここまできたらできるだけ苦しまない選択肢を


とってやりたいと思っています。



悲しいことに受け皿になるはずの私が


自分の生活が逼迫していては。


賃貸暮らしですから何もしなくても月10数万の


賃料はでていきます。


介護+看護ですから生活費を稼ぐ時間は


とれないでしょう。



今は闘病ですから頻繁にかかりつけ医や


大きな病院に通い一日を費やすことが


多くなり、仕事どころではなく、デイから


帰ってくる母を支えることで精一杯。



かかりつけ医に相談にいくのも


徹夜明けの頭で母をなんとか送り出し


どうしても済ませなければならない


銀行振り込みなどをすませて


限界となり一時仮眠。医院も受付終了


時間ぎりぎり(午前のみ診察なので)に


に起きてあわててかけこみ。待合室で


2時間待ち、先生とお話し。


帰ってくると3時。


6時には母が帰ってきます。


買い物。洗濯。掃除。食事の支度。




もはや月1週間のまとまった外販も


キャンセルを余儀なくなりました。


不意に都合が悪くなると


逆にキャンセル料が発生して経済活動が


できずに収入がないのに支出だけが発生する


からです。





こうならないように 泣く泣く特養に


入所したのですが


その場所は安全な場所ではありませんでした。



市役所の役人さんはどう思うのでしょう。


だからいわんこっちゃない。

おとなしく特養に入ればよかったのに


でしょうか?


青葉区役所の役人さんもどういうでしょうか。


市民からの提案も勝手な解釈で


問い合わせとして処理される


くらいですから窮状を訴えても


「現在待人数400人」という能面のような数字の


提示だけでしょうか。



虐待防止法 では虐待 を受けたと思われる高齢者の


状況を確認しただちに安全な場所へ移動させる


責務が自治体にあると定めています。



虐待があっても役所が被虐待者を代替施設へ


移動させないのであれば


行き場を失うことを怖れて家族は泣き寝入りして


虐待を知りながらも老親を不適切な環境


(虐待を行い隠蔽しながらも


公金を受け取り続ける施設)に預け続けるでしょう。



それでは人権は守られません。

そうならないための虐待防止法のはずです。


そして安全な場所へ移動させない言い訳として


今度は「虐待とは認めない」という


屁理屈をつけました。


これは今福島でおきている事態と同じです。



法律では1ミリシーベルトが我慢できる限界であると定めているのに


いつのまにか100ミリシーベルトだの 20ミリシーベルトまで大丈夫だのと


言い出して対策をとらない。



その後虐待対応が法令に則して行われていないことを


情報公開で確認し、虐待通報を電話できいた女子職員が


虐待通報としてではなく苦情として書き留めていることについて


健康福祉局高齢施設課吉田隆彦課長に訂正を求めていますが


公文書に書いてしまったし、実際には県にも虐待通報件数に


カウントして報告することになっているから訂正しないという


妙な返答。そこで条例に基づいて訂正を求める市民に対し


訂正できないとする法的根拠の明示を求めています。


吉田課長は今度は申し開きできないと思ったか


黙殺を続けています。法的根拠がないからです。


条例では公文書に誤りがあった場合は訂正請求に


応じるよう定められています。



10/2の電子メールに対し10/22になっても


返信はありません。




原発産業における事故においても

介護保険制度における事故においても

同じ現象がおきているのを私は

シンクロする風景を見るように眺めています。




生計保持者が介護できないケースの場合、


高齢者は虐待ありの特養で我慢してろと


いうのでしょうか。




安心安全な特養、安心安全な療養先を自治体は

提供してください。



役所に粘り強く問いかけているのは


改善 を求める為です。


暇をもてあましていっているわけ


ではありません。睡眠時間や収入を削って

訴えかけています。


議員さんへのメールも同じです。


多くは仕事にいく前日の


準備の時間を割き、あるいは当日の朝


早起きして食事をとる時間を削って、


あるときには商売にも出かけずに


書き綴ったものです




安心安全な特養の提供の為には


虐待を行った施設にいつまでも地域包括支援センターや


地域ケアプラザをさせていてはいけません




まだ母の健康状態が良かった3年前に


仕事に専念していれば病気に備えて


資金を蓄えることができたかも


しれません。



その時期に緑の郷所属のケアマネさんの


法令無視


サービス給付制限があり仕事が


できませんでした。



何の為の介護保険制度なのでしょう。






いったん緑成会には青葉区の


福祉健康推進計画委員から


退いてもらうのが妥当でしょう。


法律ではそのように決められていますが・・。



文書での指導もなしに

何もなかったかのように

虐待をおこなった社会福祉法人が

区政や市政、県政の福祉健康推進計画の

一翼を担っていくことは

原発事故を起こした東電が

何のお咎めもなく

原発事業を推進していくようなものです。



厚生労働省は介護報酬の引き上げで


介護職員の待遇を改善しようとしています。



必要です。


まともな待遇で


さらに尊厳の教育を十分にすれば


排泄困難の認知症入所者に


傷つける職員も減りましょう。




しかしながらまず


施設内虐待が起きたときに


「ここなら安全です」と自治体が胸をはって


被虐待者を移動させられる施設を


最低ひとつ作ってください。



受け皿もなしに


センサー機能のない


介護相談員 (高齢者権利擁護のために


施設に派遣される)事業に予算をさいても


意味がありません。