この本を読んでください★ | 井上耕太事務所(独立系FP)公式ブログ

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大阪・西天満【井上耕太事務所】代表。
金融機関(銀行・証券・保険会社)に所属しない【独立系FP事務所】を経営しています。
顧客は医師・経営者から、会社員(年収500万円以上)の方までと幅広く、資産運用を活用した【セミリタイア・ライフプラン】を提供しています。

皆さん、今日blogで取り上げる本を読んでください★

『TPPで日本支配をたくらむ者達の正体』

2013年出版で、少し古く感じられるかも知れませんが、
情報としてはまだまだ国民が知らないところです。

『TPP:環太平洋パートナーシップ協定』

あれだけ大騒ぎしていたこの項目も、
今ではまったくメディアは取り上げなくなりました。

約2年振りに読んだのですが、
やはり『TPP』の恐ろしさを再認識させられます。

僕自身『TPP』に関する情報は明るくなく、
また、苫米地さんが言うこと全てが正しいとは思いませんが、
それでも皆さんにお伝えしたい部分を書きます。

まず、『TPP』は『秘密条約』です。

つまり、その条文に何が書いてあるかは、
一般国民はおろか国会議員でも把握不能です。

もう最初この時点で、交渉から降りるべきです。

発足当時はシンガポール、チリ、ブルネイ、ニュージーランドの4カ国でしたが、
その後、米国などの加入もあり現在9ヵ国。

今、そこに『日本』が入るか?という話をしています。

しかし、『TPP』の規則としては、

・参加前からの条文は改訂不能で遵守オンリー。
・新設の条文に関しても、4年間は公開されない。
・1度交渉のテーブルに着いたら、『日本』からは降りられない。
・協定国すべての物・サービスの『free trade』を目指す。

などがあるようです。

つまり、どこの誰ともわからない奴等が好き勝手決めたルールを、
『日本』はただ押し付けられて遵守させられるだけ。

そしてそのルールは、
最低でも4年間は経ってみないとわからない。

こんなムチャクチャな条約なわけです。

これ、調印しますか??

これを推し進めようとしている、
日本の某首相は、おそらく国民の利益なんて何も考えてないのでしょう。

今も昔も、そしてどこの国でも、
政治家が考えるのは自分の保身と既得権益確保です。

彼らは、『100年先』はおろか、
『10年先』の国益すら考えてはいません。

彼らに期待するのは、早々にやめましょう。

それでも、『そんなに酷い状況になるの?』と、
疑う方々も多いと思います。

しかし、お隣『韓国』は既に『米韓FTA』でやられてます。

ISD条項で韓国の法律は、
米国資本の企業に訴えられて130本以上改訂させられてますし、
『free trade』の名の元に、韓国内での『食の安全』は崩壊しました。

実は『TPP』自体も、
関税障壁の撤廃の話ばかりが取り上げられますが、
米国企業が狙うのは『非関税障壁の撤廃』のようです。

どういうことか??

例えば、巨大資本を有する『サンモント社』。

ここは、『遺伝子組み換え作物』のメッカですが、
米国ではこの会社の除草剤やその耐性作物の健康被害が深刻だそうです。

これらが、確実に日本に入ってきます。

そして、食品の『遺伝子組み換えでない』表記は、
『free trade』に反するということで法律を変えられる。

結果、国民は安全性を確保されていない食物を、
望む望まないに関わらず口にすることになります。

あるいは、自動車業界。

軽自動車の軽減税率は『free trade』違反だ!と、
こちらも米国ルールに書き換えられるようです。

また、公共事業も海外資本が落札し、
安い労働力(東南アジアetc.)を『自社の社員です!』
なんて送り込んでくることも容易に想像できそう。

つまり、関税どうこうは最初から目も向けてなくて、
本丸は『free trade』を振りかざした法律改正。

この事例に限らず、今の世の中は、
一部の『ずるい奴等』が、わからないように、
『何も勉強しない人達』から搾取するようになっています。

『奴隷制度』

決して終わってませんよ。

ただ、昔よりわかりにくくなってるだけです。

それに対抗するには、
一人一人が賢くなっていくことしかありません(^_^)

少しずつ賢くなれば、必ずできます★

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