【マンガ感想】
『WORKING!! 7巻 (高津カリノ)』
WORKING!! 7 (ヤングガンガンコミックス)
スクウェア・エニックス 2010-03-25 by G-Tools |
【あらすじ】
遂にアニメ化!! 最高潮の話題作!!マンガもアニメもドキドキ!?っぱなしの超人気ファミレスバイト4コマ、待望の第7巻!!
ファミレスを舞台とした4コママンガ。
主人公を中心に、登場人物のほぼ全員が変人というラブ+コメディー作品です。
1巻・2巻は普通のドタバタコメディー作品だったのですが、
3巻のラストで伊波さんという暴力キャラが、女装した主人公に陥落したことから、
一気にネット界隈で話題になり、様々なところで取り上げられるようになりました。
登場人物が全員変人ということで、万人受けは難しいと思いますが、
4コマとしての面白さは最高峰の一つであると思いますし、4コママンガでは珍しく『華』のある作品なので、
4コマファンだけでなく、漫画好きの方ならば、一読の価値はある作品だと思います。
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ここからは、7巻の感想。
7巻では、6巻までと同じようなファミレスを舞台としたギャグ展開が色々と描かれつつも、
『佐藤×八千代』の関係が少しだけ前に進むような描写が描かれております。
そんな7巻の注目話は、やはり『佐藤×八千代』の関係かな。
この話は、“ワグナリア”のキッチン担当でこの作品の登場人物で数少ない常識人・『佐藤潤』と
“ワグナリア”のフロアチーフで『白藤杏子』のことが大好きな『轟八千代』とのカップリング話でして、
『小鳥遊×伊波』のカップル話と同じく、この作品のメイン話の一つとなっております。
(『佐藤潤』の想いが『轟八千代』に一切伝わらないという片思いストーリー)
そんな『佐藤×八千代』のカップル話に大きな転機になったのがこの7巻でして、
『真柴美月(白藤杏子の舎弟)』がいつものように『佐藤潤』を『轟八千代』から遠ざけようと邪魔したところ、
ついに『佐藤潤』にぶち切れのスイッチが入ってしまったようで、完全に開き直り、自分の想いを一切
隠そうとせずに、『真柴美月』に対して『轟八千代』を好きであることを宣言します。
ここでまたややこしい事に、その会話の一部分を『轟八千代』に聴かれてしまいます(笑)。
それ以降、その会話内容を勘違いした『轟八千代』が色々と悩む描写が描かれていくのですが、
ここで面白いのは『轟八千代』の『佐藤潤』への反応でして、まるで『佐藤潤』に対して惚れているかの
ような描写が描かれております(佐藤が他の女性と付き合うことに嫌がる反応をしている)。
この『轟八千代』の反応を見る限り、『佐藤潤』に対して恋愛感情のようなものがありそうな感じがしますし、
『佐藤潤』の方も完全に開き直り、『轟八千代』に対して何かしらの行動を起こしそうな感じがするので、
次巻以降、もしかするとこのカップリング話が前に進んでいくのかもしれませんね。
まあ、この作品なので、そんなことを無視していく可能性もあるわけですが(笑)。
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【総評】
面白いですね(^^ゞ。
アニメ化も決まったそうで、ますます人気が出そうですね。
あとがきに書いてありましたが、次巻の発売はかなり早いらしいです。 次巻も楽しみです。
点数的には
92点
です。
では、ここまで。