【マンガ感想】
『ヒャッコ ３巻 （カトウハルアキ）』
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ヒャッコ 3 (Flex Comix)
 カトウ ハルアキ ソフトバンククリエイティブ 2008-04-12 by G-Tools |
【あらすじ】
高台に建つ小中高一貫教育のマンモス校「私立上園学園」。
超個性的な1年6組の生徒の面白おかしい日常をお届けします♪
もっと楽しく、ますます元気に盛り上がる、虎子たちの愉快痛快スクールライフ!上下山家の家族事情と、明かされる虎子の過去。そして新たに転入してくるクラスメイトは、なんと……。夏休みを前に新たな展開を見せる待望の第3巻!
学園コメディ。
『Yahoo!コミック』 という無料でマンガ読めるスペースで連載されている作品です。
破天荒で前向きな虎子が、周りの人々をドンドン巻き込んでいくというタイプのコメディ作品。
主人公・虎子の最大の魅力は、他人を巻き込んでいくパワーを持っているところ。
心を閉ざしている人でも、人付き合いが苦手な人でも、彼女にとっては障害でもなんでも無く、
自分のペースに巻き込んで、お互いに楽しもうとする素敵な性格の持ち主です(^^ゞ。
そのため、彼女の周りにはドンドンと人で溢れてきており（変なヤツが多いけど）、
話が進むごとにどんどん華やかになっていきます。
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ここからは３巻の感想。
虎子の愉快な仲間達の最後の一人といわれる幼女・『弐街道火継』をはじめ、
主人公・『虎子』の姉貴・『上下山鬼百合』、兄貴・『上下山狐』と、
１巻・２巻に続き、３巻も新たに３人の強力キャラクターが新登場しました。
３巻で個人的に一番気になるところは、やはり『虎子』の複雑な家族事情ですね。
完全ネタバレになるので詳しくは書けませんが、『狐』と『鬼百合』の登場は、
誰に対しても明るく接していた『虎子』の陰の部分が描かれた感じ。
いや、むしろ、こういう家族事情があったからこそ、今の虎子になっているのかな？
また、この３巻を読んだ後に、１巻に収録されている８コメ目を読むと、
『虎子』の家族に対する複雑な感情が読み取れるところも面白いですね。
８コメ目を始めて読んだときは、「ふーん」という感じでスルーしておりましたが、
３巻を読んだ後に、この８コメ目を読むと、「おお！！」と感じる人は私だけではないはず。
こういう『読み返したら新たな発見がある』というタイプの作品は個人的に大好きでして、
ついつい何度も読み返してしまいますね(^^ゞ。
あと気になったところは、『弐街道火継』でしょう(^^ゞ。
小学校から高校へ一気に飛び級してきた天才少女で、『ボクっ娘』で、幼女。
性格的には、人畜無害の『歩巳』に似たタイプの女の子で（なぜか虎子に懐いている）、
どの話にも登場しやすいキャラクター設定であるし、彼女が登場するだけで華やかになります(^^ゞ。
さすが最終兵器。
登場してから、いきなり表紙を飾っているところからも、メインキャラで間違いないようですし、
彼女の今後の活躍に期待したいですね。
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【総評】
о(ж＞▽＜)ｙ ☆ ホント、面白いです！！
多少クセが強いものの、１巻・２巻から順調に右肩上がりの進化をし続けております。
また、なんとアニメ化も決定したらしいですね！！
でも、アニメ化については、やはり関東圏限定なのでしょうね～(^^；。
テレ東系列で放送してくれれば、ウチの地元でも見れるのですが・・・・。
点数的には
１００点
です。
多くのキャラクターが登場しておりますが、段々とメインキャラはほぼ固定されつつあります。
メイン４人（虎子・雀・龍姫・歩巳）を中心に、虎子との相性が良いキャラ（冬馬・潮・子々・火継）が、
脇を固める感じでしょうか。
『表紙に登場する＝メインキャラ』と考えるならば、次の表紙は『子々』か『潮』かもしれませんね。
では、ここまで。