【マンガ感想】
『シャイナ・ダルク ~黒き月の王と蒼碧の月の姫君~ 1巻 (緋賀ゆかり 中山文十郎)』
シャイナ・ダルク ~黒き月の王と蒼碧の月の姫君~(1)
緋賀 ゆかり メディアワークス 2007-04-27 by G-Tools |
【あらすじ】
伝説の魔王VS千人の少女!?
伝説の魔王が、数百年ぶりに復活した。
魔王を恐れた世界の国々は、生け贄として多数の少女を魔王の島 「シャイナ・ダルク」 へと捧げた。
だが、実際の魔王は世界征服などには興味もない、だらだらボケボケしたやる気のない男だった。
そして、突然送られてきた千人の少女との共同生活が始まった――。
ファンタジーRPGをマンガ化した作品。
ただし、主人公は魔王を倒す勇者様ではなく、伝説の魔王が主人公という一風変わった作品。
『魔王だけに後宮に千人の側室を住まわせ、毎夜毎夜十人以上もの側女を夜伽の相手とし、
それでも飽き足らずに町や村を襲っては穢れなき乙女を次々と毒牙にかける・・』
と世間ではもっぱらそういう噂で持ち切りだが、実際の魔王は世界征服なんて興味が無く、
他国に一切干渉せずにのんびりと暮らしており、その能力は勇者を追い返すくらいにしか使わない。
そんな魔王のところに、表紙の2人の王女がやってくるとことから話が始まる。
ということで、魔王が実は良い人だったら、というパラレルワールドを描いた作品です。
『楽しい、可愛い、ちょいえっち、でもどこか真面目で、泣ける部分もあり・・』と、
原作者があとがきで言っている通りの作品で、明るいコメディー作品に仕上がっております(^^ゞ。
もちろん、所々にダークな部分(生贄にされた女性の世間の扱いなど)が描かれているので、
異色ファンタジー作品としても楽しめる作品だと思います。
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【総評】
アニメ化が決定しているそうで、それも納得の面白さを持った作品だと思います。
絵も綺麗ですし、ストーリーも魅力的ですし、これはなかなかの注目株ではないでしょうか?
今流行りの絵柄で、エッチなシーンも多いので、好き嫌いが判れると思いますが、
ぜひとも、2巻も購入したいと思わせるほどの面白い作品だと思います。
点数的には
88点
です。
では、ここまで。
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