『ワンダフルデイズ 1巻』の感想 | まんが栄養素

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【日記】

『スポーツジムに行くか・行かないか』迷っている。

最近、運動不足のせいで、身体の調子が良くない。

もし、スポーツジムに通うことになれば、ブログ更新が滞る可能性もあるわけだが・・・。

 

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【マンガ感想】

 

『ワンダフルデイズ 1巻 (荒井チェリー)』

荒井 チェリー
ワンダフルディズ 1 (1)

 

この作者の過去作品レビューはこちら → ゆかにっし・みおにっき

 

 

【あらすじ】

金子さちが引っ越してきた部屋についてたのは、なんと育っちゃった座敷童子!他にも雪女やろくろっ首、妖精を公園で探す大家さんなどなどアパートの不思議住人達に戸惑いつつも不思議と楽しい☆ワンダフルデイズ!!  

 

 

4コママンガです。

幸薄な主人公(女の子)が引っ越してきたアパートは妖怪だらけ。

成人まで育ってしまった座敷わらしをはじめ、小学生にしか見えないが年齢不詳の雪女、

普通の女性に見えるろくろっ首、女子高生の格好をしている猫又、

管理人をしているメス犬の妖怪(?)、そして唯一人間で絵本作家の大家さん。

そんなキャラクターが織り成すホームコメディ4コママンガです。

 

メインは、幸薄な主人公(女の子)と、成人まで育ってしまった座敷わらしのコメディ部分。

座敷わらしだけど成長してしまったため、気持ち程度の幸運しかもたらさないという設定。

そういった意味で、以前紹介した『いんどあHappy』 (←クリックで過去記事)とほぼ同じ設定です。

あっちの座敷わらしは幼女で、こっちの座敷わらしは成人男子で、どちらも役立たずです(笑)。

まあ、幼女が良いか、成人男子が良いかは、個人の好み次第ですが(笑)。

 

さて、登場人物は妖怪だらけですが、中身は普通のホームコメディですし、

『ゆかにっし・みおにっき』と同じように毒気を抜いた仕様なので、非常に読みやすい作品です。

ただ、あくまでこの作品はほのぼの系なので、面白さを期待しすぎない方が良いと思います。

上質な部類に入ると思いますが、値段分の満足度は得られない可能性が高いというのが本音かな。

キャラクターが弱いため、どうしても読後に印象が残ってこないというのが残念ポイント。

作者のファン以外は、あまり手を出さない方が良い作品かもしれませんね。

 

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【総評】

この作品の致命的な失敗は、

『主人公が背が小さいという設定なのに、ビジュアル的に全然小さくない』

という点です。

 

『設定=ビジュアル』が為されていない作品がこれほど面白くないとは思いもしませんでした。

多分、この作者は『子供』を描く事が苦手なのだと思います。

書けないのなら書かないほうが良いと思う、というのが私の本音だったり。

 

点数は

75点

です。

 

では、ここまで。

 

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