薄桜鬼・妄想小説【花吹雪】第17話 | 浅葱色の空の下。

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薄桜鬼に見事にハマってしまったアラサーのブログです。
拙いですが、お話描いてます。
まだゲームはプレイしてません!色々教えてやってください。

少しずつフォレストにもお話を置いていっています。お楽しみいただければ幸いです。

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第1話はこちらから→


かなりのお目汚しです。

それでも宜しい方はどうぞ。


*)第16話が長すぎたので切りましたm(_ _ )m













「美桜。君には辛いことかもしれないけれど…」

美桜を見据えて言葉を続ける。


「…僕は早く美桜の中からあいつを消したい。協力してくれる?」


「え…」


美桜の唇に沖田の指が触れる。


美桜は躊躇って沖田から目を反らす。



美桜はわかっていた。

風間との記憶を消すには沖田しかいないことを。


頭ではわかっているものの、身体が強ばってしまう。



沖田は優しく美桜に口付ける。


そっと美桜を横たえる。


「総司…さん」


「僕は止めないよ?」


美桜の顔に口付けを落としていく沖田。


「あの…明るい…時間ですし…、襖も…開いています…」


「それがいい」


「そんな…!恥ずかしい…」


「美桜」

優しい声で呼びかける。


「暗かったらまた君の中のあいつが暴れだすかもしれない。

目を閉じて怖くなるなら、ずっと僕を見てればいい。

ずっと僕の名前を呼んで?」


「…はい」

美桜の目には涙が溢れていた。


美桜の顔に、耳に、首に、髪に、沖田は口付けを優しくおとしていく。


「美桜、やっと戻ってきてくれた…」



美桜の記憶と身体を沖田は少しずつ溶かしていった。









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PCから見直すとやはり長すぎたので、切って第17話としましたm(_ _ )m




よかったねぇ、総司さん。我慢してたもんねぇ。。←



ここで終わっとけばいいのにね。






みふゆ