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第1話はこちらから→★
かなりのお目汚しです。
それでも宜しい方はどうぞ。
*)第16話が長すぎたので切りましたm(_ _ )m
「美桜。君には辛いことかもしれないけれど…」
美桜を見据えて言葉を続ける。
「…僕は早く美桜の中からあいつを消したい。協力してくれる?」
「え…」
美桜の唇に沖田の指が触れる。
美桜は躊躇って沖田から目を反らす。
美桜はわかっていた。
風間との記憶を消すには沖田しかいないことを。
頭ではわかっているものの、身体が強ばってしまう。
沖田は優しく美桜に口付ける。
そっと美桜を横たえる。
「総司…さん」
「僕は止めないよ?」
美桜の顔に口付けを落としていく沖田。
「あの…明るい…時間ですし…、襖も…開いています…」
「それがいい」
「そんな…!恥ずかしい…」
「美桜」
優しい声で呼びかける。
「暗かったらまた君の中のあいつが暴れだすかもしれない。
目を閉じて怖くなるなら、ずっと僕を見てればいい。
ずっと僕の名前を呼んで?」
「…はい」
美桜の目には涙が溢れていた。
美桜の顔に、耳に、首に、髪に、沖田は口付けを優しくおとしていく。
「美桜、やっと戻ってきてくれた…」
美桜の記憶と身体を沖田は少しずつ溶かしていった。
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PCから見直すとやはり長すぎたので、切って第17話としましたm(_ _ )m
よかったねぇ、総司さん。我慢してたもんねぇ。。←
ここで終わっとけばいいのにね。
みふゆ