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かなりのお目汚しです。
それでも宜しい方はどうぞ。
美桜が風間の元から戻ってきてしばらくが過ぎた。
既に美桜の身は屯所から美桜の家へとうつしている。
身体についていた傷も薄まってはいたが
美桜の心には暗い影を落としていた。
沖田は少し体調も落ち着いてきたこともあり、
少しずつ隊務に戻っていた。
夕刻に沖田は美桜の家を訪ねた。
縁側にはいなかったので、部屋を探す。
薄暗い部屋の中、美桜の姿があった。
部屋に入り、「美桜」と呼ぼうとした時
「ぃや!来ないでっ!」
美桜が振り向き様に叫んだ。
沖田は身体が固まった。
美桜が座ったまま後退りする。
表情は酷く怯え、青ざめていた。
沖田は素早く美桜に寄り、優しく包み込んだ。
「美桜」
「…総司さん?」
見上げると寂しそうに微笑む沖田の顔があった。
「ごっ、ごめんなさい!私…」
「僕をあいつだと思ったのかい?」
「本当に…ごめんなさい…」
美桜の目からは大粒の涙が溢れていた。
「いくら部屋が薄暗かったとはいえ…
僕とあいつを間違えるなんて許さないよ」
沖田は美桜を押し倒していく。
「やめ…」
「止めないよ…早く美桜の中のあいつを消したいんだ」
「いや、止めて…止めて下さい…」
沖田の口付けを拒む美桜。
「お願いです…」
懇願する美桜に沖田も諦めた。
美桜を抱き締めようとする沖田に美桜は顔を背け
「…今日はお帰りください…」
と伝えた。
沖田は何も言わず、部屋を出ていった。
屯所へ戻る途中、不逞浪士に絡まれた沖田。
「来いよ。今、僕は最高に気分が悪いんだ」
浪士たちを次々と斬っていった。
次の非番の日。
沖田は昼過ぎに美桜の家に足を運んだ。
玄関先で掃き掃除をしている美桜がいた。
「美桜」
「…総司さん」
美桜は少し困ったような笑顔を見せた。
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はーい。第15話でした。
短っ!すみません。。
でもこれでも16話の初っ端を足したんです。。
ま。今までも短い回はありましたしね。
前回の頂いたコメントで皆さん天霧に反応が。。。www
うーん。オトメイトさん、時代は天霧ですよっ!!wwwww
非攻略キャラメインのゲーム作ればいいのにねぇ。。買う人は買うよ?
あ、新八さんは泣いて喜ぶねww
もちろんメインとの絡みも多少ありつつ、
ザッキとか天霧とか。。いとぅさんまでガッツリ攻略!!!
売れると思うなぁ。。。
みふゆ