公衆衛生学についての話ですが、こんな記事がありました。※
これまでは「病気のリスクや予防の大切さを訴えれば,人々は健康的な行動をする」と考えてきた。
だが、理性は感情に勝てないことが多い。
「健康によくないと分かっているのにやめられない」という経験は誰もがあるだろう。……
行動経済学では人の意思決定には「直感に近い判断や感情的な判断」という「システム1」と、「理にかなった合理的な判断」という「システム2」が共存していると考える。……
「システム2」に訴えるこれまでの公衆衛生の取り組みは、教育レベルの高い人に効果があることは証明されている。
一方で、子供はアニメのキャラクターの袋に入っている野菜をおいしく感じるという実験結果もあるように、「システム1」も重視する行動経済学の視点も,より効果的な対策のために重要だ」とのこと。
確かに、正論だけでは、人は動かない。
いかに感情に訴え、心に感じさせるか、が行動を起こさせる鍵ですね。
2013年9月5日付日経新聞夕刊「感情に訴え行動転換」
ハーバード大学公衆衛生大学院教授 イチロー・カワチ氏 より
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