先週、箸にも棒にもかからない状態で模試を受けることについてのコメントを頂きました。
その人の性格や状況によって、ベストな方法は違います。
ですから、あくまでも私の個人的な意見ですが、受けようかどうしようかと迷う位の人なら、受けた方がいいと思います。
メリット。何たって本試験の疑似体験ができること。
そして、本試験のレベルと今の自分のレベルがいかに乖離しているかを肌身で感じることによって、相当頑張らなくてはいけないというモチベーションになります。
私の場合、社労士の年度別過去問をやらなかったので、本試験より模試の方が難しい、とわかったのは本試験後なのですが、本当に箸にも棒にもかからなくて、お尻をたたかれた気分で突っ走ったのは、よかったですね。
択一式20点台で、「このままじゃ受からない」とネジを捲いたからこそ、本試験で30点アップするまでいけました。
1ヶ月で、かなりのことが出来るのですよ。
模試でガツンと一発、ということがなかったら、のんびり屋で楽観主義の私は現状認識と見通しが甘いままで、合格点クリアレベルには至らなかったでしょう。
模試での落ち込み経験は、起爆剤として大事でした。
また、模試は予備校の予想問題でもあるので、それを入手できるし、自分の弱点がわかります。
さまざまな特典も役に立ちます。
先週、大原の特典がお気に入りだと言いましたが、TACのポイントチェックメールも私は好きですよ。
デメリット。時間的拘束、金銭的支出によるロス。
私が宅建模試を受けなかったのは、宅建は自分の立ち位置やなすべきことを自力で判断する自信があり(←根拠のない自信)、時間的制約がある中で、捨て問には手をつけず、基礎に徹して得点力をつけるためです。
これは性格によりますが、模試の結果に凹み、「出来ない」感、焦燥感により、かえって勉強に集中出来なくなる恐れもあるでしょう。
でも、一般論として、メリット≧デメリット。
ただ、初学者が早い段階から模試を受けまくるのは、どうでしょうか。
その前にやるべきことがあると思います。
でも、人それぞれですから、やりたい人は、ガンガンやればいい。
社労士試験の場合、択一式3時間30分なる経験を早めに積んでおくのもいいかもしれません。
とはいえ、私が宅建模試を受けなくても宅建に合格したように、模試を受ける、受けない、で合否が決まるわけではありません。
受けるにしても、その活用は、自分次第。
よく、模試の成績に一喜一憂するなと言われます。
私は、してもいいと思いますよ。
一喜一憂することが、次によりよくつながる形ならば。
一喜一憂するだけで終わってしまっては、もったいなさすぎますが。
少数精鋭型で、模試を絞り、復習を確実にするか。
多くの問題にふれて、試験感覚を養うか。
いろいろありますが、正解はないので、勝手に決めちゃいましょう。
自分にとっての優先課題を。
一番よくないと思うのは、自分の方針やスタンスがブレること。
あれこれ手を出したり、目移りするばかりで、どれもが中途半端になること。
試行錯誤するのは、本試験までの時間があるうちに。
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