【注意】私からの一方的視点なので、その辺は割り引いてお読み下さると幸いです。【注意】

これまでの経緯をご存じない方は、こちらをご覧下さい。

【注意】私以外のコメントはすべて私からの伝聞です。なるべく正確に記述するよう期していますが一定のバイアスがかかっていることをご了承下さい。【注意】

前回は、CICへのアクションに対して文書で回答するようにという自分の要求をSBMが頑なに拒み、翌日までに検討し直せ!と伝えました(2011/12/16 AM)。
そして、2011/12/16 PM、ソフトバンクモバイル(以下、SBM)より、電話で回答が来ました。
結局、前日と変わらない回答となり、妥協点を見いだせず、交渉は決裂しました。

どうしようか、と悩んでいたところ、ある方から以下のようなアドバイスを受けました(ありがとうございます)。
「おまえも痛感した通り、SBMはああいう会社だから、信用情報機関(以下、CIC)に働きかけた方が早い」

確かに、SBM相手にやり取りしててあまりにも頭に血が上っていたので、その辺まで手が回りませんでした。
早速CICの信用情報開示について調べてみました。

まず、CICでは直接訪問して信用情報について知ることができます(手数料500円と本人確認書類(免許証など)が必要)。
http://www.cic.co.jp/mydata/procedure02.html

ここのFAQを調べました。
http://www.cic.co.jp/qa/report.html

(以下引用)
Q.開示したのですが、内容が事実と異なっていると思われるのですが。
A.開示した情報が事実と異なっていると思われる場合は、「開示ご相談コーナー」にご連絡ください。ご本人からの調査依頼を受け付け、情報を登録した加盟会員に調査を依頼します。調査の結果、事実と異なっていることが判明した場合は、クレジット会社からの届出に基づき、直ちに情報の訂正を行います。調査依頼の手続き方法については、こちらからご覧いただけます。

(引用終わり)

はい、ここが該当していますね。
「開示ご相談コーナー」に行き、調査依頼をすればいいわけです。
もちろん、このとき証拠となる書類を忘れてはいけません。

調査依頼の手続き方法に進みます。
http://www.cic.co.jp/mydata/index.html#st05
ここで、調査する内容がおわかりかと思います。

さらに進みます。
http://www.cic.co.jp/mydata/index.html#st06
(以下引用)
調査の結果、事実と異なっていることが判明した場合には、登録元の会員会社が当該情報の訂正等を行います(CICでは情報の訂正等を行う権利を有しておりません)。
また、ご本人の要望に応じて、CICからの情報を利用した他の加盟会員に連絡することもできます。ただし、登録されている情報が事実であれば、削除や訂正はできません。
なお、調査依頼結果は、ご本人宛に通知いたしますが、2週間程度の日数を要します。また、調査内容によって、さらに日数がかかる場合がありますので、ご了承ください。

(引用終わり)

つまり、直接訂正する権利をCICは有しておりません。
なので、CICがおかしいと判断したら、CICの依頼により間違いに気づいたSBMが情報訂正をCICへ要請し、そこで信用情報が訂正されるわけです。
SBMが訂正の権利を有しています。ですから、SBMにその気があれば訂正されるわけですが…。

もうちょっと進みまして、PDFに飛びます。
http://www.cic.co.jp/download/pdf/mikata.pdf

ここのFAQのQ5。

(以下引用)
Q.登録されている情報に万一、誤りがある場合はどうすればよいのですか?
A.当社には、情報を登録している企業へ情報内容を確認できる「調査依頼制度」がございます。事実と相違 する情報が登録されている場合は、調査依頼書をご提出いただき、登録元企業へこの書面を送付し、事 実関係を確認することとなります。調査期間は約2週間程度いただき、お客様へ書面にて回答いたします。 なお、情報内容により調査依頼の対象とならないケースもございますので、担当者に内容をご相談ください。
(注:強調筆者による)
(引用終わり)

はい、ここ大事です。書面にて回答と言うことで、ぐっと信頼感が増します。
調査時間はかかりますが、確実な回答を得ることができます。
まぁ、こんなのは当たり前で、書面回答を拒むSBMの態度が異常すぎるわけですが…。

というわけで、2011/12/19(月)、CICへ直接訪問しました。
上記サイトを熟読したため、手続き自体はスムーズに進みました。

そして開示情報を拝見(個人の特定する情報は削除させていただきました)。

$転職でうつ病 ~復職日記~-信用情報(2012/12/19現在)

はい、SBMは現時点(2011/12/19)で信用情報を訂正してません!

これだけで噴飯ものなのですけど、SBM視点に立ってみて考えると、
訂正を申請してまだ反映していないのかな~とも思いました。日数かかりそうだし。
しかし、その後「開示ご相談コーナー」にてCIC担当者さんと会話した結果、
SBMはそんな物わかりのいい企業ではないとわかりました。

まだ信用情報に割賦の記載があるということで、早速「開示ご相談コーナー」でCIC担当者さんと相談。
証拠書類を出しながら説明をしていくうちに、すぐにこちらの言いたいことを理解してくれました。さすがプロ。
そして苦笑しながら一言、「これは明らかにおかしいですね」。

その後、担当者さんから、CICとSBM(他の会社含む)間でどういったやりとりがあるのか教えていただきました。
まず、SBMから訂正要請がいつ行われたことかをCICでは把握することができません。
要請に応じて粛々と進めるとのこと。
しかし、このような訂正業務は、一日数回定期的に情報をもらって行っているそうです。
(具体的回数をこのとき教えていただいたのですが、そこはあえて伏せます。結構やっています。)

つまりここから推測するに、SBMはCICに対して全くアクションを起こしていないことが改めて浮かび上がってきます。
自分がクレームをつけたのが先週の月曜日、以上の情報から推して、どう甘めに見積もっても木曜日までは全くSBMがアクションをとっていないことがわかります。
まぁ、状況証拠に過ぎないので思い込みは禁物ですが、そう考えざるを得ない、というかそうにしか見えない(笑)。
自分があまりにも書面回答を要求するので、SBMから見て自分の要求がぼやけってしまった可能性もありますが。

CIC担当者さんのコメントです(あくまで担当者さんの個人的見解を自分が記憶しているもの)。
普通の会社なら、クレームで事実が判明したらすぐに対応してくれますね」
SBMがその気であるならば、即日対応できない理由はない」

あらら、SBMは痛い会社扱いされたようです(この担当者さんには)。

というわけで、「調査依頼制度」に基づき、CICへ訂正を依頼しました。
CICからだったら、SBMも無視できないので、対応してくれるだろうと期待しています。
CICから書面で通知してくれるというし、それで訂正結果が確認されたら、そこが自分の着地点です。
幸いSBMは二重請求は修正してくれているので、二週間という日数はかかるものの、ここは甘んじようと思います。

つまり、図にするとこんな感じです(かなり演出入っています)。

転職でうつ病 ~復職日記~-個人的な着地点(理想像)

これで、終わるだろう…と思っています。つーか、終わりにしたい。

で、この依頼に満足しこの件はケリをつけたいと思っていました。

しかし、CIC依頼後の同日(2011/12/19)午後、消費者生活センター経由できたSBMの回答が、自分の予想のはるか斜め上をいっていました。
これを知ったときは魂が抜けるかと思いました。

とにかく凄いです。次回の更新に刮目して下さい。
と、同時にあまり期待しすぎないで下さいね。
消費者生活センターも初出なので、その辺の経緯を含めて次回は更新いたします。

すみません、コメント集約のため、コメントは前エントリにお願いします。
お手数をおかけして申し訳ありません。

(2011/12/25 追記)
これは、以下に続きます →【ソフトバンク iPhone4S】ソフトバンク回答「割賦の一括販売だ!(渡辺恒雄さん風に)」