この4月にADHDと診断された

高3長男の話の続きです!

 

 

 

一昨日は精神科の受診日で

コンサータ(お薬)の効き具合や

服薬中の調子などをお話してきました。

 

 

長男はお薬で少しだけ

集中力が出てきた感じがするみたい。

 

 

 

お昼にちょっとだけ食欲が落ちるようだけど

身体に支障が出るほどではなく

今回は少し増量して、

また2週間ほど様子を見てみることになりました。

 

 

しばらくは定期的な受診が続きそうです。

 

 

 

 

で、それと並行して、今日は

市の相談支援員の方と

初めて面談してきました!

 

 

 

初回はまず母だけで行ってきたのですが

家族構成やこれまでの経緯、

中学校から高校にかけての

学習状況や毎日の生活パターン

(塾や部活などのスケジュール)など

基本的な生活環境について聞かれました。

 

 

 

 

それで、今回の面談の経緯というか

どういうニーズがあるかを聞かれ

 

 

・これから大学受験を控えているので

受験会場へたどり着けるか等も含めて

必要なサポートを相談したい

 

 

・本人は県外を希望してるので

一人暮らしになったときに

多分いろいろ支援が必要だろうから

どういうサポートをしたらよいか

 

 

・大学に入ってからもいろいろ

困難さが出てくると思うので、

大学側の支援体制などを

どんな風に活用していったらいいか

事例があれば知りたい。

 

 

 

という感じで、母としては

 

「今後、親元を離れることを考えて

どういうサポートをするとよいか?」

 

について相談したいということを

伝えました。

 

 

 

 

支援員さんは

とってもベテランの元高校の先生で

これまでたくさんの高校生や大学生の支援を

されてきたとのことで

いろんな事例をお持ちでした!

 

 

 

中でも、大学に入ったけど

一人暮らしがうまくいかなくて

途中で退学した方の話とか

 

 

 

就職したけど

職場環境が本人にとって苦痛すぎて

合う職を一緒に探して

再就職された方の話とか

 

 

 

これからの長男に起こりそうなことの

前例とサポート事例がたくさん聞けて

「なるほどーー!!そういう道もあるんですね!」

と、少し希望が見えました(^^)

 

 

 

特に、長男は進学校に通っているので

みんなが大学受験をする環境にいて

どうしても学校や塾からは

成績とか、偏差値とか、

学習面で圧がかけられがちとのこと。

 

 

 

「偏差値が高い大学に行くこと」

「有名な会社に就職すること」

が良しとされがちだけど

 

 

 

本人の特性に合ってなかったり

支援体制がなかったりすると

逆に本人が生きづらく

二次障害を引き起こしてしまうリスクが

高いのだそう。

 

 

 

「特性を大学や会社に伝えると

不利になるんじゃないですか?って

よくお母さん方に聞かれるんだけど、

そうじゃないんですよね。

 

 

僕はむしろ、受験の時に

最初に特性のことを伝えなさい、って

言ってます。

 

 

そうじゃないと本人が入ってから

辛いからね。

 

 

特性に理解がなかったり

支援体制がない学校や会社なら

最初から行かない方が本人のためなんだよね。」

 

 

っておっしゃってて。

 

 

 

それを聞いて母は

 

めっちゃわかりますーーー!!!

私もそう思ってました!!!!

 

 

と、すっごく共感しました照れ


 

 

 

そう。無理して合わせるんじゃなくて

最初から合うところに行く方がいい。

 

 

 

選ばれない心配をするより

こっちから選んでいけばいい!!

 

 

 

って思ってたから

やっぱり、プロから見ても

そうなんだ!って。

 

 

それについては前にもこんなことを書きました。

 

 

 

いろんなケースを見てこられた

ベテラン支援員さんに

長男にとって何がベストなのかを

一緒に考えてもらって

 

 

 

ひとまず、

これからの進路選びから大学進学後の生活を

サポートしていきたいと思います。

 

 

 

 

あとは、

・本人は特性についてどれくらい理解していて

どういう反応か?

 

・唯一、障害のない長女はどういう感じか?

(きょうだい児は抱え込むことも多いため)

 

・父親の理解や反応はどういう感じか?

 

…などについて聞かれました。

 

 

 

 

長男は前にも書いた通り

診断が出て喜ぶくらいなので

自分の特性を自分で認識して

工夫しようとしています。

 

 

何が得意で、

何が苦手なのか?

 

 

その「自己理解」がすごく大事だよ!

とのことで、

その点、長男は自己理解ができているから

大きな問題はないだろう、とのことでした。

 

 

 

長女についてはしっかり者で

兄とも仲良く、三女のことも大好きで

料理とかもしてくれるくらいなんだけど

 

 

 

こういう、障がいのあるきょうだいに

挟まれた(?)きょうだい児は

しっかり者なことが多くて

親も安心しがちなんだけど

実は抱え込んでいて誰にも話せなかったりする

ケースも多いらしい。

 

 

 

だから、

「もし何か気になることがあれば

長女さんも面談しにきてもいいよ」

とのことでした。

 

 

 

いまのところ、長女の愚痴とか

話もこまめに聞けてるつもりだし

長女をしっかりさせなくちゃ!とかも

あんまり思ってないんだよね(笑)

 

 

 

だから長女は大丈夫だろうな、とは

思ってるんだけど

きょうだい児のケアも気にかけて下さって

心強いな、と思いました。

 

 

 

そして父のことも、前に書いたように

最初は温度差があったんだけど(笑)

最近は父の理解度も追いついてきたようで

「家でできる学習のサポートは自分がするよ!」

という感じに変わりました照れ

 

 

 

 

支援員さんによると

だいたい、こういうケースは

お母さんが孤軍奮闘してて

お父さんが全然理解してくれなくて

一人で抱え込むケースが多い

らしく(わかる!w)

 

 

 

 

「家族の理解は大事だからね。

家族みんなで考えていく体制が必要だから

お父さんと面談することも多いんですよ」

とのことでした(^^)

 

 

 

 

もうね、うちの夫は

絶望病をすぐ発症するからw

もし辛くなったら私以外の人(プロ)と

話してもらうのもいいかもしれないw

 

 

 

そういう選択肢も用意されているだけでも

心強いですよね。

 

 

 

 

そして、今回は母との面談でしたが

今度、長男と話して

「本人のニーズを聞きたい」とのことで

GW明けに本人と面談してもらうことになりました。

 

 

 

今までたくさんの高校生を

サポートしてこられたそうで

学校帰りに寄って話したり

勉強を教えたりすることもあったみたいで。

 

 

 

学校や病院だけでは補えない部分を

サポートしていただけることが

とってもありがたい!!

 

 

 

しかも!

高校生以上の子の支援体制が

これから本格的に立ち上がっていくそうで

来年、わが家の近所に

支援の拠点が新しくできるそうです!

 

(しかも、三女の相談支援専門員さんが

いる事業所の管轄w)

 

 

 

 

すごくない???

めっちゃ追い風吹いてるよね!?爆  笑キラキラ

 

 

 

今日、一歩動いたことで

百歩くらい進んだ感じがするよ(笑)

 

 

image

 

 

そんなわけで

着々と前進中の長男の支援体制についてでした!

 

 

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