うちの長男(高3)が

発達障害(ADHD)かもしれないと

疑い始めたのが2年前。

 

 

 

 

そして

高3になる前に一度診断しておきたい!

 

 

そう思って思春期外来を受診したのが

今週火曜日のことでした。

 

 

 

 

 

ADHDついでに

「強迫症」の疑いも浮上して(ほぼ確定っぽい)

各種検査待ちの現在。

 

 

 

イマココ

 

 

 

 

それでね、

長男のADHDと強迫症は

私の感覚だとほぼ確定だと思うんだけど

(確定診断はまだ)
 

 

 

 

このことについて

今のリアルな率直な気持ちを

書いておこうと思います。

 

 

 

 

 

長男については

第一子だったこともあって

子育てに気合が入りすぎて

ちゃんとした子に育てたかったっていう

想いが強かった。

 

 

 

それゆえに、小さい頃から

「ちゃんとさせなきゃ」が強くて

でも、ちゃんとできない長男に

いつもイライラして

ガミガミ怒ってたと思う。

 

 

 

 

いろいろこだわりがあったり

時間に間に合うように動くのも

自分で計画を立てるのも苦手で

忘れ物やなくし物が頻繁で

 

小さい頃から

なかなかうまくいかなくて

「育てにくい子だな」と感じてた。

 

 

 

でも、知的発達に遅れはなく

言葉も達者で賢い子だったから

1歳半健診も

3歳健診も何も指摘されたことはなく

 

 

 

小学校でも中学校でも

先生に毎回言われるのが

「朝もう少し早く登校してくれたらいいですね」

ぐらいで

(忘れ物を届けたことは何十回あったけど)

 

 

特におかしいと思われず

気づかれずにやり過ごせてたんだよね。

 

 

 

私は元特別支援学校教師でもあり

多動なADHDの子が

どんな感じなのかも知っていた。

(超多動なダウン症三女もいるし)
 

 

 

その知識とか先入観がかえって

多動ではない

長男の特性を見つけにくかった

原因かもしれないけど(汗)

 

 

 

長男に対して

「発達障害」を疑ったことは

高1まで全くなかった。

 

 

 

 

今回、診察を受けて

チェックリストにほとんど該当して

一瞬脳裏によぎったのは

 

 

「なんでもっと早く気づいてあげられなかったんだろう?」

「もっと小さい頃に気づいてれば、辛い想いもしなかったのに…」

「私、特別支援学校教師なのになんで分からなかったんだ?」

 

っていうちょっとした後悔と罪悪感。

 

 

 

 

ま、そりゃ、こんな風に

10代も後半になってから気づいたら

誰でもそう思っちゃうよね。

 

 

 

でも、

この後悔と罪悪感がね、

 

 

 

 

私の場合、0.2%くらいの

うっすーーーーーい感じのものだった(笑)

 

 

 

 

 

そりゃほんのり思ったけどさ、

なんていうか

過去に戻ってやり直せるわけじゃないし

変えられないことを嘆いても

エネルギーと時間の無駄じゃんね…キメてる

 

 

 

 

それにさ、

ここまで17年間、実は発達障害の

特性がありながら(未確定だけど)

 

 

 

 

いろいろ苦労はしながらも

学校行って、友達と関わって、

部活して、勉強して、

毎日元気に過ごしてこられたのって

 

 

 

 

よく考えたら

すごく精神力の強い

たくましい子

じゃないかと思うのよ。

 

 

 

 

だから、そんな強い子なんだから

これから先、多少困りごとがあっても

絶対にこの子は

何とか生きていける!!

 

と思ったら

逆にそれが分かって良かったと

思ったんだよね照れ

 

 

 

 

自分を正当化するわけじゃないけど

知らなかった自分を否定しても意味がない。

 

 

今まではただ、知らなかっただけ。

 

 

「今知ってよかったね」

 

 

と思ったら、小さな後悔とかは

かるーく吹き飛んだんだよね(笑)

 

 

 

 

今知ったことに意味があるのだから

「じゃあ、ここからどうする?」

と、これからのサポートについて考えればいい。

 

 

大事なのはこれからの未来。

 

 

 

もっというと

大人になってから知る人もいるし

一生、知らずに苦労する人生も

あったかもしれない。

 

 

 

そう思うと

まだ親元にいるタイミングで

受診できたというのは

長男の人生にとって

何もマイナスなことじゃないよね。

 

 

 

 

今は昔と違って

世の中の理解も進んでて

サポート事例もたくさん出ているし。

 

 

 

それに、知らずに社会に出たときに

失敗やトラブルが多くて

辛い想いするのは本人なんだよね。

 

 

 

 

自分の特性が分かっていれば

対策も取りやすいし

理解も得やすいし

本人が生きやすくなるよね。

 

 

 

 

「ADHDと診断されたら

就職に不利になったりしないかな?」

 

っていう不安を持つ親御さんも

多いと思うし、そういう声もよく聞いてきた。

 

 

 

でも、

特性を隠したまま社会に出て

もし、特性的に苦手な仕事を任されて

できなくて失敗が重なったら

自信がなくなるし

自分のことを責めちゃうよね。

 

 

 

そうやって

合わない環境にいることで

二次障害を引き起こすことも多い。

 

 

 

 

だから、

「不利になる」っていう発想自体が

私にはおかしなことに思えるし

 

 

本当に本人に不利益だと思うのは、

周りに理解されず、合わない場所で

なんとかして普通にふるまおうと

自分を偽ることだと思うのよ。

 

 

 

 

「選ばれない」ことを恐れるのではなく

自分から自分に合う場所を

「選んで」いこうじゃないか!

 

image

 

 

そういう発想で

もっと自分が主体で

もっと楽に生きていっていいんじゃないかしら…

と母は思うのです。

 

 

 

 

「高校生以上で発覚した発達障害」

については市の支援がまだ全然

整っていないっぽいのだけど

(三女の相談員さんからききました)

 

 

やっぱり、私って

こういういろんなタイプの

4人のわが子を通して

 

 

「子どもの障害」について

身をもって学ばされる運命で

 

 

「障がい児の親のメンタル」

について発信していく使命なんだろうな…

 

 

とあらためて思ったよキメてるキラキラ

 

 

 

この話はまだしばらく続きます!

 

 

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