泣き言 | 猫だもの。

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猫とハンドメイド。

たくさんの猫を保護していると攻撃性が強く他の猫と仲良くできないために

ケージから出せない猫がいる。知り合いのボラさんのお宅にもそういう猫は

いたし他の方のブログでも見たことがある。一生狭いケージの中で暮らす

なら危険でも寿命が短くても外猫で生きていく方が幸せなんじゃないか?


我が家では隔離する部屋があったのでそういう猫は隔離してきたが今は

隔離する部屋がない。隔離できない状況でそういう猫を保護してしまった。

自分が経験しないとわからないことってたくさんありますよね。仕方ないと

思う一方で可哀相と思っていたこと。それを決断しなければいけなくなった。


「いいかげんにしいや!もう嫌や!あんたは二度とケージフリーにせん!」


昨晩お嬢達の悲鳴が聞こえて慌てて階段を駆け下りて部屋に入ると王子が

ケージに張り付いていた。ういろとすあまは恐怖のあまり失禁と脱糞をして

ケージの中も外もベットもういろとすあまの身体もウンチまみれだった。

初めてのことではない。王子を保護して3ヶ月。繰り返される執拗な攻撃。


「ごめんな」ういろとすあまに謝りながら掃除していたら涙がでてきて王子に

対する怒りがフツフツと込み上げてきた。狭いケージの中にずっと閉じ込め

るなんて可哀相という思いからお嬢達と王子のケージフリーを交代制にして

いた。だけどお嬢達と私のストレスはたまる一方で精神的な限界がきた。


王子は攻撃性が強いので1匹で飼っていただける里親様を探しているが

猫は多頭飼育している方が多いので、なかなか1匹で飼ってくれるような

里親様はいない。里親様は子猫を希望される方が多いので成猫の王子

はなおさら厳しい。こんな生活を3ヶ月続けてきてほとほと疲れてしまった。


ずっとケージ暮らしなんて可哀相。だから決断できずにいた。他の方々も

こんな苦労をして仕方なく最終的にそれを決断したのだろうということが今

ならよくわかる。でもね。やっぱりそんなの王子が可哀相なんだ。王子に

投げつけた言葉を謝りながらまた泣けてきた。どうしたらいいんだろう・・・。

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