RAIDデータ復旧事例 BuffaloLinkStation 停電トラブルから復旧! | RAIDデータ復旧事例 | デジタルデータリカバリー

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デジタルデータリカバリーのRAIDデータ復旧事例。トラブル発生から納品までを追ってご紹介します。

◆今回データ復旧をご依頼頂いたRAID機器
Buffalo製 LinkStation LS-WXL/R1(リンクステーション)
RAIDレベルRAID1 構成台数:2台構成

状況:停電後に設定画面でPASSが認証されず使用できない。
当社データ復旧依頼後:100%データ復旧成功

発端

今回復旧をご依頼下さったのは東京都の公的機関様。


停電後にLinkStatinにアクセスしようとしたところ、

パスワードが認証されなくなってしまった為、中に保存してた

データを抽出して欲しいという事でした。


保存されていた情報は研究データや契約情報等の大変機密性の高いデータだと

いうことで、セキュリティを重視して復旧業者を探していらっしゃいました。

実際に当社をご見学になり、このセキュリティならということで

ご依頼を頂く事となりました。

診断

依頼するかどうか、初期診断を受けるかどうかは実際に

社内を見学した上で決めたいという事で、

来社のご予約をとり、先に社内のセキュリティ体制やプライバシー保護の

体制についてのご説明をさせて頂きました。


金属ゲートの設置や、どの扉もID認証が必要な事、

PCにかかっているセキュリティの高さや

顧客名ではなくバーコード・顧客番号で情報を管理する

体制を見て、これだけ高いセキュリティであれば預けても大丈夫だと

ご判断頂き、そのまま初期診断に入らせて頂く事となりました。


初期診断は特に暗号化等に強いエンジニアが行います。

停電の影響で使えなくなってしまったとの申告がありましたが、

実際には電源断による異常発生ではなく、サーバールーム内の温度上昇が

原因のRAID構成情報異常だと分かりました。


復旧

特に夏場に発生しやすいトラブルではありますが、

サーバールームの温度が規定より大幅に上昇してしまい、

RAID情報に異常が発生する事があります。


今回は当社の特殊復旧設備を使用し、

異常が発生したRAID構成情報部分だけを除いてデータを抽出。

保存されていた重要情報は全て無事に復旧する事が出来ました。

納品

復旧が完了してすぐに直接機器を引き取りに来ていただき、

その場でデータが復旧出来ているかどうかを確認。

問題ないことを確かめ、今回のご依頼も無事に終了いたしました。


特に当社のセキュリティについては高い評価を頂き、

安心して任せることが出来たとのお声掛けを頂きました。


当社では、データは何よりも重要な情報であると考え、

決して漏洩する事の無いよう、小さな金属にも反応する

金属ゲートを設置し、ポケットの中身なども全て空にして

第三者の目視チェックを受ける必要があります。


また、世界標準であるISO27001、加えてPマークを取得。

お客様の情報を守る為、常に厳しいセキュリティ品質を保っています。

大切な情報だからこそ、是非当社にお任せください。




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■RAID機器の復旧を依頼されたお客様の声
・【日本大学理工学部航空宇宙学科宮崎研究室】
  突然の停電でNASサーバーにアクセスできなくなりました


・【岩手県一戸町教育委員会御所野縄文博物館】
  サーバに全くアクセスできなくなりました。IT専門の職員に頼んでも原因がわかりませんでした。


・【学校法人後藤学園武蔵丘短期大学】
  パソコンが起動しなくなり、ログイン画面が出ず真っ暗な状態になりました。