<第17回 加古川東高校・文化部発表会>
GWのちょうど真ん中、母校を訪ねてきました。5/2に「文化部発表会」が行われるという情報を聞き、たまたま実家に戻っている日だったので行ってみました。
5~6年前にも訪れたことがあったのですが、いずれも放課後や平常時でしたので、こうしたイベント時の学校に入るのはかなり久しぶり。つい嬉しくなって
色々と写真を撮ったので、ご紹介したいと思います。ブログをご覧の同郷や同窓生の方には懐かしいのではないでしょうか*^^*
デコレーションされた校門や正面広場がお出迎え♪でも、昔よりは控え目な感じ…。
この行事は、いわゆる文化祭的なものですが、学校の歴史とともに色々と変遷がありました。もっと以前には、「文化祭」という名称で、毎年6月頃に行われていたのですが、ちょうど私たちの時代に、3月下旬の実施に変わったのです。「3月下旬」??と思うでしょ。春休み中なんですよね。
なんと、
「合格発表(入学手続き?)の日に、文化祭やってるから一緒に楽しんでね~」というもの。これで、1年生の文化祭は終わりなのです。信じられないでしょうが本当なんですよ。ちなみに同時期に、体育祭も秋→6月に変わりました。進学校として、2学期以降は勉学に専念すべし!という意味合いの方向転換が図られたようです。
我が母校の文化祭や体育祭は、近所のみならず沢山の一般の方が観に来られる地域の名物行事で、私も兄がOBで入学前から知っていたのでとても楽しみにしていました。青春真っ盛りの高校生にとって、この変更措置がどれほどショックだったかお分かり頂けるでしょう…じつに悲しかったなぁ;△;
入ってすぐ左の建物(清流会館)1Fにある食堂/食堂の上のフロアは武道場です。
年月は流れ、今では文化祭は5月・体育祭は6月に実施されています。
進学校のポリシーは貫き通していますが、「(実質)2回しか経験できない文化祭」という悲しい状況からは脱却出来たようで良かった…´ω`
だがしかし、17年前に「文化部発表会」に変わり、昔のような地元名物の楽しいお祭り☆というスタンスではなくなってしまったみたい。あくまで文化部のお披露目がメインで、以前やっていたような、教室での各クラスの模擬店などもなかったです。ちょっと控え目に感じたのはそのせいでしょうね。
↑中庭での吹奏楽部の演奏。ワンピースの曲をやっていたから帆船のオブジェがあるんですね。…なかなかの力作!
個人的な意見ですが、勉強に励むのも良いけれど、青春時代ってホントに貴重なものだから、クラスや部活の皆で一つの物を協力して作り上げて、とことん楽しむ!熱くなって、ついバカもやっちゃう!…そんなお祭りイベントがあっても良いんじゃないだろうかと思います。
体育祭や文化祭の後、運動場に大きなフォークダンスの輪が出来て皆で激しいマイムマイム(?)を踊ったり、ファイヤーストームを焚いてワ~ッと盛り上がったり…。ずっと以前はそんな伝統もありましたが、今の東高生は、多分そんなことやってないんだろうな。もはや昔の伝説となってしまったのでしょうか…(ノ
_・。)
それぞれの部活のカラーが出ていますよね。こういうのを作る時、イラストが上手い子は重宝されてましたね~^^
普通教室はガランとして…。ちょっと寂しいなぁ。/独特のトイレの扉、「ウエスタントイレ」は今も健在♪
(左)校舎内の階段下のスペースには、「雑誌部」(俗にいう文芸部)のブースが。伝統の部誌「メルヘン」も健在です!
(右)生徒による研究発表パネルが展示されている教室もありました。
小集会室(卓球場)の、ギターフォーク同好会(俗にいう軽音楽部)によるライブ。お客さんも大勢入ってて盛況でした。
ここが一番盛り上がっていたかも。会員数も私たちの時分に比べてかなり多いみたい。「けいおん!」ブームの影響かな?
意外にも、校内全体的には、私の在校当時とさほど変わっていませんでした。後輩の現役生徒たちも、昔とあまり変わらない風貌・雰囲気。皆どこか素朴系。一応、この地域では名のある進学校なので真面目な子が多いのは確か。むしろ、私たちの頃よりも地味な気がしました^^;
女子は、制服を崩して着ている子やミニスカにしている子などもいなかったし、髪を染めている子はおろか、化粧っ気も全くなし。腰よりかなり下の位置でズボンはいたり、おシャレしまくってる男子なんかもいなかったですね。「こんにちは!」と挨拶してくれる生徒も多くて気持ちよかったです☆渋谷のセンター街とかと全然違って、ホッと安心できるような…
ほのぼのとしていてとても和める空気でした´∀`
高校生らしいってこういう感じなんだな…と、地元の母校を訪ねて改めて感じられて嬉しかったです。私もちょっぴり高校当時の気分に戻ったような、青くてみずみずしい気持ちになれました~*^^*