ドラマや映画は星の数ほどあるけれど。
わたしの中でナンバーワンは。
西遊記(1978年)。
なんと言ってもキャスティングが圧巻。
孫悟空に堺正章。
猪八戒に西田敏行。
沙悟浄に岸部シロー。
ないだろー!
これに勝るキャスティングはないだろー!!
言われてみればこれ以外には絶対にない、あり得ない、という奇跡のキャスティング。
最強!!
裸の大将の芦屋雁之助もハマリ役だけど。
西遊記の三人組のインパクトには及ばない。
特に沙悟浄の地味な役回りと岸部シローの貧乏臭さのマッチングが・・(笑)。
久し振りに見てみたいな~西遊記♪
さて、今回は酒ネタ。
久し振りね、お酒の話。
選んだお酒は鶴来の至宝”萬歳楽”。
銘柄は”通”。
よー分からんけど、これって昔の「匠」ってお酒の後継銘柄?
花伝は今もあるみたいね。
まあいいや、早速いただきます。
萬歳楽”通”。
色はほぼ透明、ほんのーーーり薄黄色。
照りの美しい、澄んだ外観。
お米の香味は微弱。
吟醸酒じゃないのでフルーティーなリンゴ香もなく。
ちょっと特徴ないかな?
アタックはサラリ。
水のような口当たり。
続いて中盤からぐぐっと盛りあがってくる焼けたお米のニュアンス。
濃密なお米のエキスが熱く舌を焼いていく。
わずかに甘みも感じますね。
キメの細かいシルキーな甘み。
後味には豊かな余韻。
日本酒独特の豊潤なうま味が、ゆったりと喉の奥に残る。
さ、ここで恒例「今日のおつまみなぁ~にかなぁ~??」のコーナーですが。
アレです。
アレ。
まさかの、アレ。
チャーシュー様の登場!!
作っちゃいましたー!!
クックパッドのレシピを参考に、煮込むこと煮込むこと煮込むこと3時間。
調理スタートが夜中の10時、完成が翌日深夜1時半。
もー眠くて死ぬかと思ったわ(笑)。
そのまま一晩おいて、冷めたら冷蔵庫に移動して、タレに浸したまま放置すること丸二日。
いよいよ入刀式です!
おおーチャーシューだっ!!
どっから見てもチャーシューだっ!!
レシピ通りなーーんも考えんと作っただけなんだけどね。
ちゃんとチャーシューになってる。
こりゃー嬉しい♪
んでは味見イキます。
肉質柔らか。
しっとりととろけるような舌触り。
湧き出すお肉の味は濃厚で。
躍動感あふれる、エネルギッシュな豚肉の味。
脂の具合がいいですね。
とろんとろんで完全なゼリー状。
ゆる・・・と溶けて、豊かな甘みを湧き出してきます。
タレもしっかりとしみてて。
濃縮された醤油と砂糖の甘みが、お肉のうま味を力強く押し上げる。
ではいよいよチャーシュー+お酒のマリアージュ。
チャーシューをひと口。
しっかりと味を楽しんだタイミングで萬歳楽をぐびり。
ん!
これは!
これは!?
萬歳楽の負け(笑)。
味の強度が違いすぎますね。
濃くて力強くてどっしりしたチャーシュー。
ライトな酒質の萬歳楽。
完全にアンバランス。
このチャーシューに合わせるんなら、もっと濃いぃーーお酒じゃないと。
それかフルボディの赤ワイン。
逆にお酒に合わせるんなら、生ハムとかお刺身とか。
もっと軽くてフレッシュな味質のものを。
まあなんでもいいけどね(笑)。
取りあえず今回のチャーシューはまさかの成功。
これに味をしめて、またまた作っちゃうかも!?
チャーシュー作り楽し~~~い♪♪
ごちそうさま。