先日朝メシを食っていたら、テーブルの上に何やら見慣れないブツ。
なんじゃいコレと思って、手に取ってしげしげと眺めたら・・。
人間の歯。
別の日、顔を洗おうと思って洗面所へ行く。
すると洗面台の横に何やら見慣れないブツ。
なんじゃと思って手に取ってよーく見ると・・。
人間の歯。
えーいばかチビが!
抜けた歯ぁなんかさっさと片付けんかい!
グロいわい!
「上向いて生ぁーえろ」って唱えて庭に投げときゃエエんじゃ!!
頭に来てさっさと歯ぁ片付けんかいと怒ったら、ゲームしながらぎゃははと笑う。
反省してねえ・・・・。
さて久しぶりの秋生へ行ってまいりました。
店内に入ると男性スタッフが二人。
珍しくねーちゃんスタッフいないのね。
そして店主いない。
ありっ?と思ってキョロキョロしてると、ワンテンポ遅れてトイレから登場。
相変わらず武闘派オーラむんむん。
覇王色放ちまくっております。
怖っ!
さすが金沢ラーメン界四皇のひとり!
ちなみに四皇メンバーは以下の通り。
いずれも生半可な気持ちで店内に足を踏み入れると覇王色で意識飛びます。
ご注意を。
こちらは”麺類以外撮影禁止”のお店としても有名。
カウンターのめちゃめちゃ目障りな位置にこのシールが貼られております。
なおこのシールは麺類なので撮影オーケーです。
はい、いらっしゃいました海老ちゃんラーメン。
初食です。
二年前から食うぞ食うぞと言いつつずっとスルーだったこの一杯。
やっとご対麺です。
そいでわ海老ちゃん大好き、重度で末期の海老中毒患者大足、海老ラーえびえびぃーでいただきます。
スープは黄色がかった半濁。
海老の磯香がふう~~・・・と鼻を撫でる。
味わい、意外に優しいタッチ。
もっとガッチンがちがちの海老パワーどっかん!をイメージしてたんですが、期待を裏切る上品さ。
塩のミネラル感と海老の磯感がきれいにバランスする。
女性的なしっとり系スープ。
麺は中太ストレート。
茹で加減やや硬め。
濃厚ド豚骨なら硬めの茹での方がマッチするけど、この女系スープにはもーちょいやわい茹での方がいいんでないの?と思うも、口にしてはならない。
相手は四皇。
国家的戦力を有する怪物である。
小麦の味わいはふんわり穏やか。
女系スープとの相性はバッチリ。
尻上がりに増していく海老ちゃんの風味がまた素敵素敵で。
ひとすすりひとすすりを優しい抱擁感で包み込む。
チャーシューはサイズ大きめ、厚み普通。
肉質はややドライ。
ちょっと乾いた食味で、バサッとした感じ。
噛み噛みすると詰まった肉の味がぎゅっと湧き出し、ワイルドな美味しさで口の中を満たしていく。
そこにとろりと絡むゼリー状の脂。
動物系の太い甘みで、乾いたお肉をゆるりと湿らせる。
かつかつっと食べて終丼。
四皇の供する優しい海老ラーメン、心行くまで堪能いたしました。
ごちそーさまー。
そして駐車場を歩きながら思う。
この海老ちゃん、好み分かれるかなーと。
オレみたいにえげつないくらい海老海老どどーん!が好きな人には少々物足りないですね。
個人的には海老ラーは上品な仕立てよりも、暴力的で乱暴なスタイルの方が好きです。
とお店を出た途端、急に強気発言になる。
さすがの四皇も店の外までは追いかけてこないだろう。
さ、逃げるぞ!
ダーーーッシュ!!