時々聞かれることがあります。
「なぜおたよりを書いているの?」
「無料なのは理由があるの?」
「見返りはあるの?」
ということを。
「おたより」は2008年9月に第一号を始めました。
パリに住んでいた時のことです。
そのころは主に日本の友達への近況報告。
発行部数は5部。
5人の友達へ送っていた、ということです。
日本に帰国しても数回は発行したのですが、中断。
再開したい気持ちはあったのものの、スタートする決断が出来ず、
そのまま2年半も過ぎてしまったのでした。
「なぜおたよりを書くのか?」
それは、単にこういうことが好きだからです。
手紙を書く、文章を書くことが好きだから。
どうしようもなく好きなんです。
これを止めたらストレスがたまってしまうほど好き。
拙い文章でも関係がない!
それに加えて、
今まで学んだことや身につけたことを、
一人占めにするのは勿体なくて、
人に話したら役に立つのではないかなと思ったからです。
例えば、アロマ、漢方、心理学、心と体のつながり、料理のことなどなど。
私の周りに、こういう「豆知識」的なことに興味のある人が多くて、
少し話してみると「ほっほー、なるほど!」「面白い!」と言われ、
それを「一度に多くの人に伝える」ことを考えた時に、
「やっぱり おたよりを発行したいなー」と再び思うようになったのです。
無料にしたのは「一方的に始めたから」です。
最初は、これほど沢山発行するとは思っていませんでした。
一時期は100部以上発行していました。
でも、ある時思ったのです。
「一方的に送られてきて嬉しい人ばかりじゃないかも」と。
なので、今年の春に「希望者のみへ送る」形に変更しました。
私も嫌なんですよね、「一方的なメルマガ」とか。
自ら登録したメルマガでも、止めるに止められないこともあるし、
毎日届くなんらかのメルマガにすべて目を通す暇はない。
私が送るおたよりについても、こういう風に思っている人がいるかも?
と思った訳です。
ほんの少し「有料化」も考えてみました。
でも、すぐにその案は却下。
一言では説明出来ない、単純な理由があります。
そして「見返り」ですが、
これについては、あったかも知れないし、
なかったかもしれない。
そもそも「自分の楽しみ」のためだけに始めたので、
そういうことは、正直に言っても全然考えていませんでした。
でも、改めてこう聞かれ、これまでを振り返るといろいろあったのです。
それは、見返りというよりも「ギフト」でした。
目に見えるものもあれば、見えないものも。
それは、やはり私がおたよりを始めないと受け取れなかったもの。
「続けて送ってほしい」「読んでみたい」「面白かった」
こう言ってくださることも、ありがたいことです。
受け取って下さる人たちがいるからこそ、続けられる。
発信するからこそ、それを受け取ってくれる人が生まれる。
う~んっ!!
とてもとても深くて大きなものを受け取っています。
みなさん、本当にありがとう~!!
※既に郵送でのお便りのご希望は締め切りとさせて頂きました。
新規でご希望の方へは、メールにPDFを添付してお送りしています。
ご了承下さい。
★天気は崩れていてもよい一日を!★