「長雨の影響は…収穫まで経過観察」



レタス育苗 毎日雨が続きますね。
各地で作物の病害が発生しているようで、早くも来年の施用試験のご依頼を受けています。


雨で気掛かりなのは、育苗の試験を収穫まで継続して検討することになったレタスの様子です。

8月13日に確認した苗は(写真右)、その後、圃場に定植され、生育を追っています。

  ★レタス育苗試験

    http://ameblo.jp/megumico-agri-s/entry-12059764459.html


レタス 処理ごとに列を変えて定植したレタスは、それぞれ苗の数が違います。

続けて並ぶリーフレタスのキュアレッドとの境目は、ジグザグです。


定植できた数が、発芽率、定植率をあらわしています。






レタス 定植後、育たなかった数株は欠株になっています。

8月28日(写真上)、そして、9月3日(写真右)。

苗で大きさがかなり違っていても、畑で根を伸ばすと大きさの差は縮まるようです。


後は、雨の影響、そして、病虫害の影響…。

レタス根腐病の発生の懸念もあります。

さらには、抵抗性品種ですので葉が巻くかどうか…(玉レタスが巻かないことがあるため)。


この産地では抵抗性品種でも防除ができなくなっている現況があり、来年は中断させていたレタス根腐病の対策試験も再開する予定です。


農家泣かせの長雨…。

猛暑、豪雨などの自然環境の変化の中で、作物の抵抗力が大切な時代になっています。


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