「レタス害虫の体系防除での問題点」
長野県でのレタス栽培では、ナモグリバエ、アブラムシ類、チョウ目害虫の被害が多く、特にナモグリバエは薬剤抵抗性が発達し、難防除害虫となっています。
産地、品種、作型などで体系的防除をすることで、栽培全体での殺虫剤の使用を削減できるため、様々な試験研究が進んでいます。
土着天敵寄生蜂の能力も生かすために、ネオニコチノイド系農薬からの転換も考慮されているようです。
★平成24年長野県新しく普及に移す技術(BT剤) http://www.pref.nagano.lg.jp/nogi/sangyo/nogyo/gijutsu/fukyugijutsu/201202/documents/1202h16.pdf#search='%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%82%B9+%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%8A%EF%BC%98+%E6%8A%B5%E6%8A%97%E6%80%A7%E5%93%81%E7%A8%AE'
★平成26年長野県新しく普及に移す技術(ジアミド系) http://www.pref.nagano.lg.jp/nogi/sangyo/nogyo/gijutsu/fukyugijutsu/201402/documents/1402h22.pdf#search='%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%82%B9+%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%8A%EF%BC%98+%E6%8A%B5%E6%8A%97%E6%80%A7%E5%93%81%E7%A8%AE'
昨年、今年と、高温期に苗の生育に問題が生じるお得意様がありました。
育苗用培土にネオニコチノイド系農薬と弊社の資材を混合している生産者さんです。
同じ薬剤を育苗時に使っている生産者さんに聴き取り調査をして、問題のない処理の仕方との違いを調べ、さらに、育苗試験もしています。
おひとりだけの現象ですが、取りあえず、薬剤だけを混合したものでの育苗を最後まで追って確認しました。(写真右上)
発芽していない種もあり、気の毒なくらいの障害が起きていて、葉色も生育も悪いままです。
他産地で先月末に播種した試験用のレタス「ルシナ8」は、薬剤の濃度を4種に違え、弊社の資材の混合の有無で分けてみました。(写真左の手前2枚、他はリーフレタス)
リーフレタスの慣行処理は、基準量の1/6量です。
発芽後の8月5日は全部揃っていましたが、処理の変化があらわれています。
左から5列ずつ、
基準量、基準の1/6量、基準の1/2量、基準の「1.3倍量です。
弊社の育苗用資材と薬剤を混合したものも、同様の混合割合です。(写真右)
この後、どんな変化になるでしょうか。
生産者さんの下では、弊社の資材と混合したものは、途中で薬害が生じても、定植時には回復して揃うという状況です。
生産者さんも興味を持たれていて、定植後、畑での調査も
続けます。
★農薬を使う…知ることから
http://ameblo.jp/megumico-agri-s/entry-12051358372.html
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