「環境づくりを人の手で…」
ミツバチの失踪が、農薬による神経伝達機能の攪乱という人為的なものだという説があります。
農薬が作物の花粉や実を介して生物に取り込まれることで、生態系への影響を及ぼす例のひとつです。
★知って判断…「ネオニコチノイド」
http://ameblo.jp/megumico-agri-s/entry-11996734109.html
私たちは、生物が健全な生態系の中で生き続けられるために、問題を未然に防ぐ方策を選びたいもの。
何が原因かをしっかり突き止めて、人の手によって自然を護ることが大切な時代ですね。
絶滅危惧種の中に、長野県の東御市、安曇野市、、飯山市、九州阿蘇地方にしか生息していない「オオルリシジミ」がいます。
瑠璃色の羽の小さなチョウチョ。
オオルリシジミの生息には、「クララ」という植物が欠かせないもので、その存在が絶滅への鍵を握っているそうです。
初夏にさなぎから羽化し、クララの蕾に産卵するオオルリシジミ。
クララは、昔、薬草やトイレのうじ殺しとして使われていましたが、現在は不要のもの。
そこで、クララの花と蕾を餌とするオオルリシジミの生息も同じ運命を辿ったようです。
また、メアカタマゴバチの寄生による場合もあり、オオルリシジミの成虫が土から這い出す前に野焼きすることで護る方法が生息につながるようです。
★「オオルリシジミの復活」 信州大学&安曇野市
http://www.shinshu-u.ac.jp/special/communication/2012/11/47838.html
絶滅危惧種が増えている昨今…、生物が生息しやすい環境を整えることは、生態系を護る大切な活動ですね。
時代の流れの中で、人の生活と文化が変える生態系があることを知り、それを“淘汰”と考えるのか複雑な想い…。
それを流れのままに委ねるか、護る行動をするのか、その時代に生きる人の想いと行動が分かれ目になるのでしょう。
自然を壊すのも人の手、護るのも人の手で…なんですね。
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