「環境保全、安全、健康…どれにも懸念」
虫たちも動き出す、という二十四節気のひとつですが、実際には4月の暖かさで虫は活動をはじめるようです。
いろいろな虫がいます。
クモ、アリ、カマキリ、アブラムシ…、どれも「虫」。
生態系の中でバランスを保ちながら生きているのが健全な自然界ですが、人が作物を栽培する時には、邪魔な虫…“害虫”が存在することになります。
先日、メルマガで「ネオ二コチノイド系農薬(アセタミプリド)」の残留基準を緩和する案への反対署名拡散が送られてきました
ネオ二コチノイド系農薬3種は、2013年に欧州で使用・販売が禁止されています。
数年前に、ミツバチの失踪が話題になったのを想い出します。
女王蜂や幼虫を残したまま、「働き蜂」がいなくなる現象が世界で起き、携帯電話などの電磁波もその原因として挙げられていました。
欧州ではネオニコチノイド系農薬を原因のひとつとして特定し、未然防止原則に則り使用を禁止したものです。
怖いのは、水溶性の浸透性農薬のため、作物に水分と一緒に吸収されること。
農薬を耳にして、ピンと来ないのは、商品名でないところです。
ネオニコチノイド系農薬を調べると、「アドマイヤー」「アクラタ」「スミチオン」など、聴いたことのある農薬名があります。
米、ブドウ、リンゴなどの農薬の中にもあり、カメムシなどの殺虫に使われています。
また、白アリの駆除など幅広く使われているそうです。
★「ネオ二コチノイド系農薬はなぜ問題なのか」
http://www.goo.ne.jp/green/business/global/clm117.html
★国際環境NGOグリンピース
http://www.greenpeace.org/japan/ja/Action/nico/
農水省のHPでは、注意を喚起しながら、厚生労働省では基準値を緩和をするという疑問。
両省庁大臣への署名申請の内容は、
・ ネオニコチノイド系農薬の残留基準の緩和をやめること
・ ネオニコチノイド系農薬をはじめ、ミツバチなど花粉を媒介する他の生物への毒性の高い
農薬の使用規制をすること
・ 有機農業や自然農法などの生態系に調和した農業を支援すること
農薬は、使う人のカラダにも悪いものですから、その成分の安全性を知ることは大切なことです。
知ることで、未然に防ぐ行動をできるなら…、
原発の推進同様に、知らない内に後戻りができない環境にならないために、食い止めたいものです。
★署名ページ
http://www.greenpeace.org/japan/ja/Action/nico2/
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