「ぴんころ御膳」表彰と試食

「健康で長生きするために…」

一時雨が降った曇天の日曜日。

「第７回健康づくり佐久市民のつどい」が開催されました。

過日、「２０１１年長野県食育推進研究大会」での講演のひとつにあった「佐久市が取り組む食生活改善」を具体的に知ることのできるイベントでした。

★長野県食育推進研究大会

http://ameblo.jp/megumico-agri-s/entry-11042268288.html

佐久市が取り組む食生活改善は、健康な長寿を手にするための「ぴんころ運動」として“ぴんころ食”を普及し、長野県栄養士会佐久支部が開発した「ぴんころ御膳」を献立例として勧めています。

佐久市食生活改善推進協議会は、その活動によって具体的に市民への普及をしています。

今年は、今月初旬に「ぴんころ御膳料理コンクール」の審査会があり、今日、受賞者の表彰と最優秀賞の料理の試食が行われました。

ぴんころ御膳の条件は、平成８年に佐久市が行った８０歳以上の方の食生活調査を参考にして決められたそうです。

　①１食のエネルギーを６００～７００キロカロリー

　②１食の塩分は３～４ｇ

　③地元の食材を使用

調査で得た元気な高齢者の食事は、

　・腹八分目

　・好き嫌いをしない

　・旬の野菜やたんぱく質の食品をしっかり食べる

　・塩気の強いものは控える

最優秀賞の献立は、「サバラ寿司」「豚肉の三色蒸し」「ピーマンのポテト焼き」。

受賞された早川さんが自ら試食を勧め、料理の説明もされていました。（写真左）

サバラ寿司はサバ缶を使い、サバの身にしょうゆ、砂糖で味を調えてフライパンで火を通し、そぼろ状にしたものを混ぜ寿司の具にしています。

受賞作は、日常、極当たり前にある食材を使ったメニューの数々ですが、毎日の食を大切にすることが、健康な長寿につながることを改めて感じました。

★最優秀賞
http://blogs.yahoo.co.jp/wing_singing/26805222.html

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