「今を乗り越える…想いはひとつ」
春夏秋冬いつもそよ風-名刺
余震が続く中、甚大な被害状況が明らかになってきました。
壊滅的な被害…。

何から手をつければよいのか、途方に暮れているのが実情でしょう。

 

手元に名刺があります。

昨年、ヤーコンサミットで名刺交換したもの。

観光ボランティアガイドをされているため、名刺の背景には陸前高田の美しい海辺が写されています。

いろいろなお話をして、お世話になった方。

どうされているか、安否が気になります…。


 

菅首相が記者会見で話された言葉があります。

「あの時があったから、今の日本になれた…、といえるように」という、復興への想いの言葉です。

 

人の命と暮らしを護る役割をもつ国の政治は、たとえどんなに壊滅的な被害であっても、この対策を“復興”という行動で示すことを求められています。

経済成長のためにひたすら開発や建設を続けてきた日本。

“政治屋”の雑念を捨て、国民が安心して暮らせる環境をつくるために、“政治家”として国をひとつにして復興への道の舵取りをするその姿です。

 

宮城県沖と新潟・長野、それぞれを震源とする地震が交互に続いています。

まさしく、地震大国…。

海に囲まれた日本は、海の被害からも逃れることは出来ず、今まで軽く済んでいた津波の影響は、あまりの大きさによる被害になっています。

“想定外”という、人間が決めた「安全」と「危険」の分岐点。自然の猛威。

今はまず、開発前の自然環境に戻し、望ましい地域づくりを目指すとき。


 

被災者の方の言葉が心に残ります。

「家がなくなっても、何がなくなっても、命だけがあれば…」

「生きていることが奇跡」

「あきらめない」

 

陸前高田市のHPを見ると、ハザードマップと避難体制が丁寧に示されています。

5000世帯が水没した自治体が残した虚しいページ。

一枚の名刺を見つめながら、数ヶ月前の笑顔を思い出し、ただ無事を祈るしかありません。

 

復興、再建に向けて政府が被災者の暮らしを護り、

社会的包摂によって、新たな人生を歩む支援をすること。

日常を過ごせる私たちに出来ること…、それは、日本という国を心を一にして支えることでしょう。

 

 

 

 

 

 

★人にやさしい社会を…「社会的包摂戦略」

  http://ameblo.jp/megumico-agri-s/entry-10788069035.html


 

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