Wikipediaより抜粋
ムルマンスク州(露:Мурманская область)はロシア連邦、北西連邦管区に含まれる州の一つ。州都はムルマンスク。
ムルマンスク州はラップランド地方の東部、コラ半島の全体を占める。西に北欧諸国と国境を接し、ロシア連邦内では南にカレリア共和国と隣り合う。白海、バレンツ海に面する。川や湖が多く、主要な河川にポノイ川、ヴァルグザ川がある。最大の湖はイマンドラ湖。
ムルマンスク州の領域の大部分はツンドラ地帯、あるいは森林ツンドラ地帯であり、南部の一部にタイガが見られる。
住民の大半はロシア人であるが、わずかな数のサーミ人も暮らす。ムルマンスクとサンクトペテルブルクを繋ぐ鉄道に沿った地域に住民が集中している。サーミ人にとっては「サーミ人の歴史的地域」でもある。
漁業が盛んで燐灰石、鉄鉱石、銅、ニッケルなどを産する。バレンツ海上の陸棚で原油が採掘されている。
州都ムルマンスクの他に、鉱業都市のアパチートゥイ、キロフスク、モンチェゴルスク、軍港都市セヴェロモルスク、古い港町であるカンダラクシャやコラなどの都市がある。