先日、ギックリ腰で、自由が丘治療室 に来院された患者様から、お礼のメールを頂きましたので、了解を得て紹介させて頂きますね。
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知人の紹介で来ました。
痛いことをされるが苦手なので、「とってもソフトに治してくれるよ」と聞いて来ました。
実際、本当にソフトで何をされているのか分かりませんでしたが、やって頂いた直後に明らかに真っ直ぐ立てるようになったのには驚きました（20代・主婦）痛みの治療コース
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さて、ここからは治療のアプローチについて解説しますね。
こちらの患者さんが来られた時は、姿勢が前かがみになって、腰が伸ばせない状態でした。
「あら～これは、辛そうだな～」と、思う反面、「これは、やりがいありすぎだな～」と、闘争心？がメラメラ沸き出る。
色々お話を聞いていると、予想通り、ここに来るまでに、治療院と整体院を２軒はしごされてきた、と。
１軒目は、針とマッサージをやって頂き、少し楽になったようだけど、その夜から、また同じ痛みが出だした。
計３回通ったけど、楽になるのはその時だけ。
で、２軒目は、整体院。
ここは、治療そのものが強い力で、痛かったので、１回で止めた、とのこと。
このように、それまでの通院歴を聞くと、およそ、痛みの原因が潜んでいるポイントが絞れてくるんですね。
どういうことかと言うと、針やマッサージは、基本的にには筋肉に対してアプローチします。
なので、前の治療院で、どの辺りを治療して貰ったのか？というのを確認すれば、そのポイントは「主」原因じゃない、というのが分かります。
もちろん、同じ筋肉でも、狙うポイントが違う場合があるので、触診は必要です。
で、入念に触診＆検査をした結果、明らかに仙腸関節に引っ掛かりがあったんですね。
これが、まず1つ目の治療ポイントですね。
そして、もう１つは、これは、いつもトリガーポイント療法のセミナーや個人レッスンでお話してきたことですが、
トリガーポイント（痛みを引き起こしている原因）は、局所（痛む場所）ではなくて、遠く離れた部分から、関連痛が起きることが多い
ということ。
なので、局所治療しかしない治療院では、そのポイントを見逃していることが多い。
話によると、それまでの治療院では、腰の部分を局所的に治療されていたようです。
つまり、ここに主原因があれば、痛みは取れているはずなんです。
が、変化がない。
ということは、トリガーポイントでこの周辺に痛みを出すといえば、回旋筋、多裂筋、あるいは、脊柱起立筋。
その中でも、腰の辺りから臀部、そして下肢にまで痛みを放つポイントと言えば、胸腰椎移行部のあたりですね。
腰部でも、ちょいと上の方になるので、触らない先生も多い。
ということで、触診すると、ハッキリとしたトリガーポイントを発見。
あとは、これらの治療ポイントに、患者さんにあわせた刺激量（薬の量）で、施術を加えていけば、ＯＫですね。
この刺激量というのは、多すぎても（強すぎても）、返って後で、痛みが強くなることがあるので、感覚が掴めない時は、始めは、極力弱めにするといいですね。
私の場合は、関節アプローチとトリガーポイント療法の2つを使って、関節、筋肉の両方にアプローチをします。
が、その他の手技でも、診方は同じようにすれば、より早く痛みを改善できると思います。
ちなみに、今回は、仙腸関節だけじゃなく、例のＳＪＦの腰仙関節の施術も行いました。
これ、本当に使えます。
後日、iPadで動画を流しますね～。
ではでは、由紀さおりは凄かった～！ということで？？
今日も1日がんばりましょ～！
ギックリ腰、寝違い、四十肩、五十肩はおまかせ☆
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