診療報酬の請求は
現在、用紙やフロッピーを
使って行われています。
それをすべてオンライン化するのが
4年後。
国、厚労省の描く
イノベ家というふざけた
日本の将来図です。
オンライン化できない
御高齢の開業医は
廃業か?
とささやかれていましたが、
やはり
医師不足のとどめは
厚労省と
「4年後の高齢開業医の強制廃業」
になりそうですね。
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京の開業医60歳以上、3割が引退危機 保険医協調査 地域医療に打撃
7月12日9時10分配信 京都新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070712-00000001-kyt-l26
診療報酬請求がオンライン化されるのに伴う京都府保険医協会(京都市中京区)の調査で、府内の60歳以上の開業医の3割が対応できずに引退すると回答していることが11日に分かった。国が4年後までに義務付けるオンライン化の影響調査は全国初。京都の地域医療に深刻な打撃を与えると懸念の声が出ている。
調査は6月までに60歳以上の開業医の会員1075人にアンケートを送付し、641人から回答があった。
引退すると回答した医師は203人(31%)。理由は「新システム導入費に見合う収入がない」「電算処理システムの操作に対応できない」「機器の設置場所がない」「(医療事務の)人員確保が難しい」などの声が目立った。
府保険医協会は「(病院などの)勤務医になる」や「費用負担によっては引退」との回答を合わせると、開業医を引退する意向を示す回答は半数に達すると分析する。
「500人を超えるベテラン開業医が閉院を検討していることになり、
医師不足が深刻な中、京都の地域医療を崩壊させることは間違いない」と危惧(きぐ)している。
府内では、70歳以上の高齢で開業している医師が600人以上おり、特に医師不足の府北部で医師の高齢化が目立つ。中丹・丹後の2医療圏で、オンライン化に伴い廃院意向を示した医師は14人いた。
最終更新:7月12日9時39分
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4年後に
高齢の医師を
総廃業させるオンラインシステム。
少なくとも
レセコンは入れないと
オンラインに対応は出来ません。
紙伝票で集計して
医療費を計算している病院は
御高齢の医師を中心に多いはずです。
国や関連議員は、関連産業に
利益誘導したいので(1)、
4年後に強引にオンライン化を
決定しました。
タダでも少ない医師が、
多分死亡者を含めて(笑)
27万人の医師のうち、
4年後にはオンライン化に対応できず
各県で数百人規模で
廃業する可能性がある、
という事です。
国の理想像である
イノベ家、
まるでマンガです(笑)。
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(1)
IT化で何でも解決するなら、まず政治をIT化希望 「医療現場の意見を基にIT化を推進すべき」
http://ameblo.jp/med/entry-10039562362.html
(2)
イノベでなんとかなるのか?「在宅」床ずれ12万人、43%が重症化…学会推計
http://ameblo.jp/med/entry-10027167558.html
(3)
ステトスコープ・チェロ・電鍵
美しい国・・・とは
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/blog-entry-288.html