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今回も、チュンソフト本社に招待していただいて、そのときに伺ってきたお話を紹介するね!
1月20日に発売される「ぞんびだいすき」について色々聞いてきたよ!
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前回の続きね。
「ぞんびだいすき」のプロデューサー伊東さんや、チュンソフト社長の中村さんからいろんな話を伺ったわよね。
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今回は、さらに深い「ぞんびだいすき」の話を紹介するね。
気になる「ボリュームはどのくらいですか?」という質問には・・・
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総プレイ時間は25時間くらいですね。中村社長は24時間でクリアーしました。
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っていう回答をいただいたよ。
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きっとすべての要素をクリアーして25時間ってことだから、とりあえずエンディングだけを追おうとすると10~15時間くらい・・・ってところか?
ちょっと少なめだな。
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そうだね。
でも、このゲーム。実際プレイしてみるとわかるけど、そこまでクリアーに固執するタイプのゲームじゃない気がするよ。
のんびりプレイして、いつの間にかエンディングを迎えちゃいそう。
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それに、このゲームのメインターゲット層からしてみたら、クリアーまでに時間がかかるゲームよりも、サクッとプレイできるゲームのほうがウケるんじゃないかな? |
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・・・ところで、そもそもメインターゲット層ってどのくらいなの? |
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その話も伺ってきたよ。 |
対象年齢は20歳の男女です。
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予想より高いわね。
CMはライトユーザー向けのCMっぽかったし、ビジュアル的にてっきり小学生くらいかと・・・。
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一応CEROは「B」らしいから、小学生は厳しいだろ・・・。
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そうそう。
俺がお願いした質問を中村さんに聞いてきてくれたか?
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うん。
親父の質問は「『風来のシレン5』からパブリッシャーに復帰しましたが、パブリッシャー復帰前と復帰後では、製作環境でどのような違いがありますか?」だったよね?
ちゃんと中村社長に聞いてきたよ!
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・・・完全にチュンマニアな質問ね・・・。
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やっぱり、パブリッシャーという立場になると環境が大きく変わります。企画や広報などの間で情報のやりくりが密にできるようになるので、連携が出来て物事がスムーズに進むようになりました。
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やっぱり、チュンソフトはパブリッシャーだよな。
「チュンのゲームにハズレなし」が復活するか!?
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デベロッパー時代だって、もともとハズレはなかったよ。
でも、やっぱりチュンのゲームはチュンが宣伝しないと、面白さが伝わってこないよね。
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ほかには、どんな質問があったの? |
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あと、面白い質問も飛び出したよ。
「主人公がいないのは何でですか?」・・・ってね。
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確かに。
そういう着眼点はなかったな。
いわれてみれば、主人公がいないゲームっていうのも不思議だな。
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それに関してはプロデューサーの伊東さんから、ものすごく興味深い回答をいただいたよ。 |
主人公がいないのには理由があります。それは物語が進んでいく上で後々明かされていくんです。
実はプロトタイプが出来上がる前の、開発の本当の初期の段階では”主人公ゾンビ”というキャラクターがいました。その主人公ゾンビが死んだらゲームオーバー。主人公ゾンビを雑魚ゾンビが守りながら進んでいく・・・という方向性に進んだことがあったんです。
しかし実際にゲームにしてみると、画面中央で戦っているのに主人公がどっかに行ってしまって、画面の端っこの方で勝手に死んでいる・・・なんてことが続出。ものすごく難易度が高くなって「これは違う」ということで、即効ボツになりました。
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・・・なんてお話も聞けたよ。 |
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す・・・すごいわね。
初期の段階では、主人公がいた時代があったのね。
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というか、主人公がいない理由までしっかり用意されてるのな。
てっきりそこらへんは、なーなーで済ませるのかと思ってたぜ。
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作品は見かけによらず、結構シュールでガッチリとした世界観で押し固められてるよ。
自他共に認めるアホゲーだから、好き嫌いのある世界観とは思うけどね。
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ほかにも、「海外でも売ることの出来そうなタイトルですが、会が展開は考えているんですか?」っていう、今後の展開に関するお話も聞けたよ。 |
はい。ぜひ頑張りたいと思っています。
実は途中までは英語版も並行して開発していたんです。なので、進めようと思えば比較的簡単に海外版の製作が出来ると思います。
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すげー。
製作段階で、やっぱり最初から海外展開を狙ってたんだな。
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まぁ、ゲーム性自体は全世界共通でウケそうな内容だものね。
ゲームもアメリカが舞台みたいだし・・・
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海外での知名度の低ささえ乗り越えられれば、けっこう海外でも成功しそうなタイトルではあるよね!
チュンソフトブランドも海外だと通用しないと思うし・・・知名度ゼロからのスタートは少し厳しいかもしれないけど、挑戦してみてほしいなぁ・・・。
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伺ってきたお話はこんな感じかな。
チュンソフトの社内も笑い声が絶えなくて、アットホームな感じでお話が伺えたよ!
忙しい中お話を伺った中村社長とプロデューサーの伊東さん。本当にありがとうございました!
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本当に明るそうな職場だよなぁ。
面白いゲーム作ってる人って、やっぱり人柄も良いなんだろうなぁ・・・
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ちなみに今回で終わりじゃないよ。
「ぞんびだいすき」の記事はもう1つ続きます。
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次の記事で、実際に「ぞんびだいすき」のゲームをプレイした感想を話すんだったかしら? |
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そうそう。
短い間ではあったけど実際にプレイさせてもらえたから、その感想を書くね!
すぐ記事をアップするから、ちょっと待っててね。
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