「グレーゾーン」にまつわる話し。
仕事上は「リゲンホウに引き直して・・・」(後述)とか普通に使いますが,私生活で登場したことがあります。
申し遅れました,みずほ中央法律事務所の三平です。
みなさんこんばんは。
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金融での利率。
利息制限法(リゲンホウ)と出資法があります。ちょっと前まではそれぞれに書いてある「上限金利」が違ったのです。
(以下,便宜上ごく標準的な前提(=元金10~100万円)にします)
18%と29.2%です。
この間だと,「利息制限法には違反。出資法は適法。」ということになります。
半分シロ,半分黒ということで「グレーゾーン」と呼ばれていました。
さて,私自身,クレジットカードは便利と思って保有しています。
金利がかからない一括払いのショッピングくらいですが。
金利のかかるキャッシングを使ったこともあります。
というのは現金が必要で,銀行預金から下ろそうと思ったら→夜間なので100円とか300円とかの手数料がかかる→キャッシングして翌日返済すれば0円とか数円で済む(会社によって当日はカウントするしないが違う)
と考えたのです。このような面白日常裏技,はまた別の話し。
翌日,信販カード会社サンの窓口に行って,「返済」しました。
仕事で良く見る「明細」が,なんか新鮮!
せっかくなのでちょっと絡もう!という悪い癖が。
三平:お姉さん!ここに表示されている利息は・・・利率が違法だとは思わないですか?
お姉さん:違法???
三平:利息制限法です。
お姉さん:あー,それね。ウチは出資法でやってますので!
三平:なるほど・・・いやいや,選べないで!「やってる」て!?利息制限法と出資法は選択制ではないので。
最後のセリフは心の中です。
内容がまちごうてる,ということはともかく,これはマニュアル化されているのか,たまたま三平がTalkしたお姉さんがスマートなアドリブをやってのけた,という個別的対応なのか,気になりまくりました。
(※残念なことにこのお姉さんの所属する信販会社は覚えていません)
「グレーゾーン」にまつわる突入ルポ的お話しでした。
続く。
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