寸劇。 | ☆みかっちの「しあわせ感性を高める♡」ブログ☆

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人生のどんなシーンをも、十分乗り越えられる生命力。
あなたには備わっている!
生命力こそがすべての難問解決の秘訣♡




通勤路、若い男性が自転車と一緒に
仰向けになって倒れてた。


なんて美しい男性。
ミケランジェロの彫刻見たい。
なんだか天使みたい。


そこまで思ってはっとした。
え?!倒れてるやん!!


普段起きない、普段見ないような
光景を見ると、
人は一瞬、わけのわからない反応をするもんだ・・・
と思った。(私だけかもしれません・・・)


あわててそばまで駆け寄る。
それから三秒もしないうちに、


「どうしました?」と自転車に乗った男性が通りがかった。
「今、見たらもう既に倒れていて…」と伝えると、


自転車男性がコナンのように首元を触り、

「息はある。救急車呼びましょう。
 僕、そこ(府立総合医療センター)の医師なんです。」


この子、運ある!とびっくりした。

大丈夫!とわけもわからず確信。


そして、そのお医者様の
てきぱきと見事な対応に感動してしまった。


呼びかけで意識がもどり、結局、
酔っ払って自転車で壁に激突、
そのまま気を失った!との事でした。


「グーパーできる?」
倒れたまま、グーパーする青年。
目はまだうつろだった。


その後、
救急車が到着。
年配の救急士さんだった。


彼をパッと見て
「飲んでるな?
 さあ、立とか。皆心配するやろ!」


バツが悪そうにむくっと立ち上がる青年。
経験て凄い。


お医者様は、神経の働き具合や
脈の様子などをしっかり診るのは当然。
セオリー通りの確認、は必須だけど。


だけど、安心した後の、その救急士
おじさんの経験からの仙人のような目(笑)


どちらも、どちらも大切で必要なんだなと思った。
一瞬の15分ばかりの寸劇を見ているようだった。


私たちも、人生始まったばかりの時は
「健康かな?五体満足かな?」
そんなチェックから始まり、
また、病気の時もただただ回復の見を目指す。


膨大なこれまでの先人の知識を使って
処置したり、大丈夫であることを確認する。


ある時、そのセオリーから意識が羽ばたく時が来る。
中学生、高校生、
大安心のもとに、自分を歩き始める。


その後、使い始めるのは自分が体験してきた
経験という智慧。
こんな走り方したらしんどいよね。
こうしたら、こんな結果が出るよね。


それと自分というアイデンティティを掛け合わせて
展開していくのが人生。


セオリーと、経験をつんだら
次は、本当に自分自身を信頼することなんだろう。
智慧は無限に湧いて出る。
そのためにも、
もっともっと信頼していいのが自分というものなのかもしれない。


彼に「大丈夫?!」と声かけると、
照れ臭そうに、でも嬉しそうにうん、と頷いた。


お医者さんも、救急士の人も
天使の青年も
なぜか初めて会った気がしなかった。


配役通り、セリフ通り、
シナリオ通りに
みんな演技をしているような
そんな不思議な15分だった。


自分の心の声に従うと
周りの状況の変動は一瞬激しくなる。
海流に乗るまでには心迷ってしまう事もある。


そんな中にいるときは、
一個一個、この道でいいというチェックポイントが
だいたい現れる。


シンクロだったり、出逢いだったり。


「天使」に観えたその青年が主役の寸劇は
「こっち、OK」の矢印看板としてそこに立っていてくれた気がした。


自分にとっての天使、
自分にとっての看板は
よーく目を凝らすと観えてくる。


それはとても楽観的で、
ヒューマンチックで、
いつもあったかい顔をしてそこにいてくれる。


一件、石頭の私たちにわかりやすいように、
きちんと何かしらのメッセージを届けてくれる♪



あなたにとってそう見えたなら
それは、本当にそうなんです。



毎日、毎日が本当に宝物。