にいちゃん、今何時? | ☆みかっちの「しあわせ感性を高める♡」ブログ☆

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人生のどんなシーンをも、十分乗り越えられる生命力。
あなたには備わっている!
生命力こそがすべての難問解決の秘訣♡



中学生のころ、
バス停でこう聞かれた。


「にいちゃん、今何時?」


うすうす私に言ってるなとわかったけど
聞こえないふりしてた。。。


(だって・・・ミニスカートはいてるやろ!)


「・・・にいちゃん、今何時?」


もう~!!


「はい?。」


怒りをこらえた満面の笑みで振り返る。


おばあちゃん、びっくりしてた。


「あ、ねえちゃんやったんか。」

(あたりまえじゃ!!)


でも、そのワケがわかってた。


ソフトボールで真っ黒に日焼けした体。
170センチの長身にショートカット。


人は、自分の世界を感じて生きてる。
おばあちゃんの中ではわたしは
紛れもなく「にいちゃん」だった



誰かの感違いは、
自分を謙虚に知る手掛かりとなる。


いまでも、
○○さんて、○○だよね?と聞かれたり、
大切にされてると感じたり、されないと感じたり
横柄だなと感じたり、
失礼ね!!と感じたり


日々のちょっとした勘違いを発見すると
いつも、こう聞かれてるんだなと思う。


「にいちゃん、いまなんじ?」


そして、恐ろしいことに、
小さなことでは


面倒だからと「にいちゃん」を演じることもある。


周りも自分もますます
「にいちゃん」だと思い込んでいく。


「にいちゃん」であれば、わかりやすいし
「にいちゃん」であれば、すでにそこに居場所があるから。


でも、ねえちゃんなんだよ!!!と
言えたなら、
もっともっと世界が広がる。


まんまの自分が繰り広げるものは
伸びやかで楽しくて輝かしい。
そして、それこそが
周りへのプレゼント。


この世界はあなたの
その資質こそを使ってほしくて
仕方がないのだから



電車でそんなことを考えつつ
駅に到着し、降りようとした時
小さな坊やと目があったので、にこっと笑ってみた。


「ママ!!・・・・」


と、坊やは自分のお母さんに話しかけた。


その後の言葉は聞こえなかったけれど、
イイ風に妄想することにした(笑)。