何かが自分の心に引っかかるとき
それは、自分の中にあるもの。
これはもう、心の法則の定説になっているけれど
自分の心に引っかかったときは
「ああ、またやってるよアイツ」
「だから、だめなんだよ」
なんて抵抗なく思ってしまう（笑）
なぜなら、ほかの誰かが原因になれば、
自分の罪が許されるような気持ちになったり
自分のふがいなさや力の足りなさを見つめなくていい。
「あいつが悪い、あいつが至らない」ということにすれば、
自分の苦しみの特定ができる。
特定ができても
自分の中のエネルギーは消えない。
ふがいなさや無価値感
やるせなさを感じているのは実は、
今の自分ではないから。
先日、久々にコーチングを受けて
そのあたりが手に取るようによくわかりました。
傷がうずくんですね。
あのときの、あの虚しさ
無条件に自分を受け入れてくれるはずの
小さな時代に感じてしまった虚しさ
その、虚しい思いをさせたことに対しての
信頼する人からの説明のなさ。
今は、言葉も達者になって
嫌なら嫌といえるし
不明点があればボキャブラリーを駆使して
確認することもできる。
今、怒っていることに対しては
実は、解決策を講じることができることが多い。
話が進まなければ
誰かに間に入ってもらうという
知恵を使うこともできる。
法律をもって対抗することもできる。
解決していないのは
小さいときの感情のエネルギー
たたいても、たたいても
開いてもらえなかったドアを
・・・今、まだ私はたたき続けている
そんなことを感じることができたら
解決は目の前。
もう、ただただ、その子を抱きしめてあげる。
ただ、それだけで
もう、鬼は目の前から姿を消すでしょう。
目の前の鬼もまた、メッセージを秘めた
自分の心の化身ともいえるのですから！