淀城跡
京阪本線で淀駅へやってきました
駅からすぐの場所に淀城跡があります、現在は、本丸の石垣と堀の一部が残っています
周りは公園になっていて、のどかな場所です
鳥羽伏見の戦いの敗走で、淀城に入城しようとした新選組ら旧幕府軍ですが･･･
味方だと思っていた淀城は入城を拒否
行き場をなくした彼らは橋本へ、そして大阪へと退く事になってゆくのです
そんな切ない場所となった現場をマジマジと見ていると･･･
1人のおじさんが近寄ってきた
「おもしろいもん見せてやるから着いといでー」
そう言って淀城の石垣の階段をズンズン登っていくおじさん。。。
待て待て、おじさんと。
着いていくとは言ってねぇ～ぞ！！
怪しすぎる
しかし仕方なく着いていく私
「この石垣見てごらん、丸に十字は島津藩のしるしだろ！？島津藩が運んできた証拠だ」
ほぉ
おじさんやるじゃないか！！
他にも色々な跡や昔お姫様が使った井戸やら顔を洗った場所やら説明して回ってくれた
この写真の左側、入れないようになっている扉が･･･
なにやら埋蔵金を掘り起こそうとして塀が崩れたんだとか、現在この中の塀は新しいものに変わっていました
「他界した母から聞いた話、この川の底に埋蔵金が埋まってて、飛び込んでみたら本当に小判が出てきたんだってさ」
へぇ～
・・・
ちなみにこのおじさん。
私も色々な方のブログを見るんですが、淀城を観光した方のブログを見ると、かなりの確率で登場してきます
ｷﾞｬﾊﾊ
みんなにこうやって説明しているようですｗ
ここで名づけよう
このおじさんは【淀城のおじさん】と命名しよう
淀城のおじさんにお礼を言うと、別れ際にこう言いました。
「オレは別にガイドさんじゃないから～！」
だそうです。
淀城でのステキなおじさまとの出会いのご報告でした
ｗ
明治天皇御駐蹕の址の碑もありましたよ
淀城跡･･･
ただ石垣があるだけと思い、観光時間を5分と決めていた自分は、ここで大量の時間ロスをおかしたのであります。
ロス・・・じゃないな、いい見学ができました
しかし急がないと！！
さて。
本当に埋蔵金が今も眠っているのでしょうか
淀城のおじさんの事を、信じるか信じないかは･･･あなた次第です
つづく
京都旅行Ⅱ
① /②
