昼間でも吹く風がひんやりと感じられるようになり、
すっかり秋めいてきました
季節の変わり目、風邪など引かないようにお気を付けくださいね
さて、本日は
に引き続き、その5は「鉱泉地」についてお届けします
「鉱泉地」は、温泉を含む、鉱泉の湧出口及びその維持に必要な土地
というふうに定義されています
温泉は聞きなれていますが、鉱泉という言葉は初めて知る方も
多いのではないでしょうか
鉱泉と温泉の違いってとまずは考えるところですが、
実は温泉は鉱泉の中のひとつなのだそうです
そもそも、一般には、著しく温度の高い湧水を温泉、
それ未満の温度の湧水を鉱泉と呼び、常用水と区別されるそうですが、
環境庁が定めるところでは、鉱泉は
「地中から湧出する泉水で、 多量の固形物質又はガス状物質若しくは特殊の
物質を含むか、或いは泉温が泉源周囲の平均気温より常に著しく高温を有する
ものをいう。鉱泉中、特に治療の目的に供されるものを療養泉とする。」
ということなのだそうです
つまり、温泉ですよねといいたいところそれも正解です
鉱泉を温度によって分類すると「冷鉱泉」「低温泉」「温泉」「高温泉」と
なるのだそうです
そして、「鉱泉地」は、温泉(鉱泉)の湧き出し口や湧き出した鉱泉を
一時的に溜めておく設備の敷地、鉱泉を引水するための導管や送湯管等も
湧き出し口の維持に必要な範囲内をそう呼びます
以前、箱根の大涌谷でロープウェイに乗った際に、温泉を運ぶパイプラインが
山の斜面を縦横無尽に走っているのを見たことを思い出したので
調べてみたら、あれは温泉を人工的に作って運んでいるそうなので
微妙に鉱泉地とは違うのでしょうか・・・
でもおそらく大涌谷のようなイメージなんだと思います
実際には、温泉地以外ではほとんど、「鉱泉地」という地目は見られません。
ちなみに、鉱泉地(温泉)を売る場合には、相場というのは無いそうです
売買のケースとしてもほとんど無いようなので、もし売る場合には
不動産鑑定士に評価を見てもらうことをオススメします
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