ミニ日記56『愛・おぼえていませんでした』
発表するかどうかちょっと悩んだのでタイムリーな話題でなくてスンマセン・・・
おおよそ3週間ぐらい前の話です。
ブログと言う特性上もあり、『初めて来た方でも誰でも意味がわかって楽しめる』物を目標に描いているのですが、『これはちょっと解りづらいかな?』と言うのが発表を悩んだ理由です。
でもなぜか、『これを描き上げなければ前に進めない』状態になってしまっているので(現に漫画が停滞しています・・・)仕上げて発表することにしました。
大げさに言ってしまえば、ある種の『青春との決別』、あるいは『大人への旅立ち』と言った所でしょうか?いや、大げさでした・・・
でも何か、僕を縛っていた緩やかな鎖がひとつ解けたような気がするのです。
と言っても、深刻な内容とかでは無く、結構どうでもいい話だと思いますので、あまり期待をしないで読んで頂けるとさいわいです。
ミニ日記56『愛・おぼえていませんでした』
※漫画の中に登場するテレビ画面は僕が描いた偽物です
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最後はちょっと説明が必要ですね。
今回の『愛・おぼ』ブルーレイ化にあたって、映像のブラッシュアップと音声のサラウンド化が行われたのですが、ちょっと過剰な、修正と言うよりは『新たに演出を付け直した』と言ってもいいくらいの大きな変化がいくつかあったのです。
違和感があった物を具体的に言うと、グロテスクなシーンにボカシが2カ所入りました。音響面で言えば、BGMやセリフを消したり、BGMのタイミングをずらしたりと言った具合です。
また、全体的に色合いが大きく変わってしまいました。さらに『カットごとに色調整した』と言うのがあだになったのでしょう、漫画内でもとりあげた『撮影のクオリティのバラツキ』も手伝って、カットごとに画質がコロコロ変わるチグハグな映画になってしまいました。
今回監督と音響監督が直接監修をしたとのことですが、もう30年近く時間が経ってしまうと、監督でさえも正しい判断が付かなくなってしまうのでしょうか?考えてみれば、監督は色の専門家ではないし、年齢を重ねれば感性も変化します。時を経てもファンに愛され繰り返し観賞されている名作は、すでに監督でも手の加えることの出来ない不可侵な存在なのかもしれません。
宮崎駿さんは『劇場公開時が完成形でなければならない』と言う理由でビデオソフト化の時に修正を施すのを嫌うそうですが、それもひとつの考えかもしれませんね。
ちなみに、『最近のクオリティの高い深夜アニメ』とは『氷菓』のことです。
クオリティが高すぎてとても模写出来ないので、漫画の中のテレビ画面は真っ白にしました。
(『愛おぼ』もちゃんと描けてるとは言えませんが・・・・)
『マクロスって何?』『愛おぼって何?』と言うナウなヤングのために・・・
(漫画の通り、あまりオススメ商品ではありません)
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