松田まなぶの「政治はハーモニーだ!」、サロンコンサートでチェロを奏した文化の日 | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

 保守系の方はご存知のとおり、文化の日は本当は「明治の日」で…、というご挨拶はほどほどに、成城の住野公一さん(オートバックス相談役)のご自宅ホールを使わせていただいて、ご来場いただいた応援者の皆さまの前で多数の曲を弾きまくりました。
 チェリスト松田まなぶ、本日はチェロで「あそぶ」。気軽に音楽に乗って楽しんでいただければと、バッハ、ヘンデル、ショパン、ヨハンシュトラウス、そしてベートーベンのチェロソナタのあとは、少しばかり政治のお話も。皆さん、良かった、とおっしゃっていただいてホッとしました。ありがとうございました。



 まず、松田まなぶからご挨拶。住野邸のこんなに素晴らしいホール、自分にとっては夢だと申したところ、住野さんから、官房長官にでもなれば持てますよ、と言われましたが、官房長官になっても無理でしょう、自分はその上を目指しますが、と、大言壮語。


 住野さんからもご挨拶をいただいたあと、最初は、バッハのピアノ協奏曲(本当はチェンバロ協奏曲)からスタート。


 今回の出演者は、チェロは私に加え、住野公一さん、ピアノはいつものようにウィーンから一時帰国中?の妻の松田裕美子、他の弦楽器はバイオリン2人とビオラ1人のいずれもお若い女性奏者、それに政治が好きなクラリネットの男性、いずれもウィーン関係の日本人奏者で、曲によって出演者は入れ替わりました。コンサートは題して「ウィーンの香りをあなたに」。これもシリーズものです。


 次の曲は、住野公一さんと、再びご一緒にチェロを弾かせていただきました。曲は、9月27日と同じくヘンデルのチェロ二重奏曲ト短調、前回よりもうまく弾けたようです。
次は、クラリネットとビオラとピアノでプルッフの曲で、私はここだけ休み。
その後、ショパンのピアノ協奏曲。次のヨハンシュトラウスの「雷鳴と電光」では、私はチェロをコントラバスのようにしてリズミカルに。


最後は、私のチェロのソロ(+ピアノ)で、ベートーベンのチェロソナタを引き抜き、勝手にアンコールをして、エルガーの「愛の挨拶」で締めました。



 そのまま私はスピーチに。音楽を聴いていただいたあと、国政を語ると、とても皆さんによく理解していただける、政治も音楽もコミュニケーションという点では共通だと申し上げました。そして、あの平和安全法制が「戦争法案」と多くの国民から大誤解されてしまったのも、野党が党利党略的揚げ足取りに走るあまり、物事の本質が国民に理解されるような国会論議がなされなかったことに大きな原因がある。そこに欠けていたのは、まさにハーモニーだった、と述べました。
 集団的自衛権と憲法との関係、アベノミクスの「新3本の矢」を補う松田まなぶの「真3本の矢」など、持論を簡単に申し上げ、こちらも皆さんに熱心に聴いていただけました。


 ご来場いただいた論客のOさんには、私に最も近い一番前のど真ん中の席でお聴きいただき、緊張しましたが、その夜、こんなメールが私に届きました。
「本物の政治家はチェロを奏で、ギリシャローマに通じそしてシュルレアリズムやヌーヴォーロマンを読み、ジョルジュバタイユを議論できる人間でなければ日本はアカンのやああ。松田さんの教養は楽しみです。」
 そんな政治家で私はありたい。しかし、教養を身につけている時間を全て選挙区活動に注ぎこまないと政治家であり続けることができなくなるのが日本の小選挙区制ではないでしょうか。
 それでも、そんな政治家を日本は生み出さなければなりません。
その思いも込めて、「政治はハーモニーだ!」