嬉しい報告 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

2014.4.28「Q&A330 高温期が短いです」にて質問させていただいた者です。

その後もクリニックに通い続けたところすぐに、松林先生のおっしゃる通り、卵子の質を上げた方がよいということになり、排卵誘発剤(クロミッド)の服薬が始まりました。初めは不安でしたが、おかげで毎月大きな卵胞が育つようになり、高温期も長くなりました。それからもタイミング法を半年以上続けましたが一度も妊娠に至らず、30歳になるのをきっかけにクロミッド+人工授精へとステップアップし、4回目で初めて着床、無事に妊娠継続となりました。

その後も毎回の検診では順調でしたが、昨年の12月、今日は胎動が激しすぎるなと心配していた日の夜中、前期破水してしまい、緊急帝王切開にて出産いたしました。在胎日数は35週1日と、約1ヶ月の早産となりました。しかし、妊娠中も先生のブログやインターネットで栄養などについて色々調べていた効果か、2500gの元気な男の子が産まれ、現在すくすくと成長しております。

来年になったら第2子についても考えておりますので、これからも先生のブログにお世話になり、知識をつけていこうと思っております。拙い文章で恐縮ですが、一言お礼を申し上げたく、メッセージを送らせていただきました。どうもありがとうございました。ますますのご活躍をお祈りしております。



コメント:排卵誘発剤の使用を極端に嫌がる方がおられますが、必要な場合には効果的ですので、ぜひお試しください。