つり革にクモが、、、 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

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生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

毎日満員電車で通勤しているのですが、先日、ボックス席の前のつり革につかまりながらウトウトして、ふと目を開けると、、、目の前にクモがいました。右斜め下にクモが移動して、、、座席で眠っている男性の耳あたりまで移動、、、戻ってきて、私の目の前を通り過ぎ左上のつり革に到着。よく見るとつり革の上1/4にクモの巣ができていました。どこからか入り込んだクモが電車に閉じ込められたことがわかりました。

最初は見えなかったクモの糸がつり革から男性のイスまで繋がっているのを確認できました。私は、また目の前にクモが来るのが嫌で、この糸を右手で切りました。

今度はクモがつり革から真下に降りてきました。5cmほど降りたところで、何を思ったかつり革に戻りました。そして、ふたたび右下にクモが降りてきましたが、今度は私の右手の方へ近づいてきます。先ほど右手で切ったクモの糸が私の右手と繋がっていたのです。右手にたどり着く直前に気がつき、右手を大きく振りました。糸が切れ、クモがビヨーンと上下に大きく揺れ、慌ててクモはつり革にものすごいスピードで戻りました。その後は、クモは大人しくつり革のあたりをウロウロしていました。

不思議なことに、この光景に気づいていた乗客は1人もいませんでした。いや、不思議ではないのかもしれません。皆さん、寝ているか、スマホをいじっているか、新聞や本を読んでいるかですから、、、クモと私の心理戦など眼中にないのでしょう。

早朝のささやかなクモとのバトルを楽しみ、クリニックへ向かいました。

スパイダーマンみたいなあのクモがどうやって電車から逃げ出すのか少し心配になりました。

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