なんか今週も中日は雨ですね・・・(関東の場合は)
11月後半ってあまり雨という印象はないのですが(汗
今年は暖冬になるのか、かなり寒いのか・・・
わたしは暖冬のほうがありがたいです(笑)
今日わたしも珍しく朝一番から仕事が入っておりますので、
これから行ってきます。笑
さて、今日のテーマは「ニュースから世の中を眺める。」です。
早くも3回目!
過去の記事はこちらから。
第一回はPart1
第二回はPart2
過去の記事もこうやって紐付けしていけるといいですね!
意外と日曜日の新聞記事は「社会現象」についてきちんと書いています。
ということで、今日は日曜日の記事から。
日本経済新聞11月15日朝刊7面「地域経済500調査 地方「人手不足」4割 」
日本経済新聞社の「地域経済500調査」では、地域企業の人手不足の深刻さも浮き彫りになった。調査対象の企業で従業員数が「不足」しているとの回答は40%に達した。2016年春の新卒採用も10月時点で計画に届かない企業が36%と苦戦している。(1面参照)
地域別にみると、人手不足と答えた企業の割合は北海道の60%が最高で、北陸が56%で続いた。理由(複数回答)には「同業他社との採用競争」(44%)や「大手企業の採用増」(31%)、「他地域との採用競争」(28%)などが並んだ。
「地域での労働人口減」(38%)を挙げる声も目立った。甲信越の69%を筆頭に四国、北海道、東北で5割を超えた。関東は11%、東海や近畿は25%程度と、働き手の偏在ぶりがうかがえる。
大学生の就職活動を巡る大幅な日程変更は地域企業の採用にも影響を及ぼした。16年春の新卒採用は「増やす」が39%、「15年春並み」も46%だったが、10月時点では採用予定数に達しない企業が3分の1強を占めた。
スカイネットアジア航空(宮崎市)の高橋洋社長は「採用期間の長期化と(特定の学生に内定が集まる)需給のミスマッチの拡大で企業・学生ともストレスが増大している」と指摘する。「大企業の採用増のあおりで内定辞退が増えた」(東北の観光業)などの声も相次いだ。
人手不足への対策(複数回答)では「女性が働きやすい職場づくり」と答えた企業が55%と半数を超え、最も割合が高かった。
政府は20年までに指導的地位に就く女性の割合を30%に引き上げる目標を掲げている。今回の調査では、管理職に占める女性比率に目標を定めている企業は19%にとどまった。「定めていないし、その方針もない」が51%を占めた。地域企業で女性登用が容易に進まない現状もうかがえる。
いかがでしょうか。
東京や大阪、名古屋だけでなく、地域企業も人手不足になっています。
Uターン就職もある一方で、やはり大都市出身の人が多いですから、地方に行って就職するという気持ちよりも、大都市で就職したい人が多いのを示しているようなデータです。
つまり、今後もこのトレンドは継続する可能性が高いです。
北海道、北陸、甲信越という順で人手が足りてない割合が多いと書いてますが、これらには共通点があります。
1、新規開業新幹線の存在
→北陸と甲信越は北陸新幹線の存在が大きいです。北海道の場合は、北海道新幹線の開業が備えています。つまり、観光客による需要増加=人手不足につながっている可能性があります。
2、冬季の気候が寒い
→冬季の気候がいずれも寒いです。加えて、積雪量が多いという問題もあります。したがって、冬季の気候に慣れている人でないと厳しいということも人が集まらない要因にはなると思います。
つまり、これらの地域は必然的に人手が足りなくなるということです。ですが、ある程度カバーはできるかと思います。
問題は、ここに書いていない「四国」「東北」「九州」です。
東北と九州はそれぞれ、政令指定都市があります。
東北は仙台市、九州は北九州市、福岡市、熊本市です。
しかし、四国は政令指定都市が存在しません。
つまり、長い目で見たときに、「四国」は人手が将来的に少なくなるのではないかということが推測されます。
逆にUターン就職を考えている方は、有利だと思います。
なぜなら、前述の理由から地元の有力企業に入社試験をパスすることが、より容易になると思うからです。
ということで、今回のテーマとしてはこのようなお話でした。
新聞を眺めてみると、こういうことも推測できるので是非オススメです。
貴重なお時間、お読みいただきましてありがとうございましたm(_ _)m