あっという間の金曜日です。
日が経つのが本当に早いですね。
わたしが社会人だった頃は、金曜日と月末を目指して仕事をしていたぐらいです←
今日は花金ですし、気合い入れて頑張りましょう(笑)
さて、今回は「【昨日朝刊の】ニュースから世の中を眺める。」というテーマでやっていきたいと思います。
【前回までの記事】
Part1
今日も昨日の日経から取り上げていきたいと思います。
11月12日 日本経済新聞朝刊3面「11月11日は「独身の日」」
【北京=小高航】中国で「独身の日」と呼ばれる11月11日、ネット上で大規模な値引き商戦が繰り広げられた。ネット通販大手のアリババ集団だけで、1日の取引額が昨年の倍の2兆円に迫る見通しだ。消費全体がなかなか上向かないなか、庶民は「安売り」に殺到する。家計を守るために安い商品を求める消費者の動きが、中国のデフレ傾向を強めている。
「1」が4つ並ぶ日付にちなんだ「独身の日」の商戦は、アリババが通販を普及する狙いで2009年から始めた。いまでは京東集団や蘇寧雲商など他のネット通販大手もこの日に安売りセールを展開しており、中国では春節(旧正月)の商戦に匹敵するイベントとして定着している。
アリババは11日午前0時に商品の値段を一斉に通常より4~5割下げた。午後11時までに取引額は約870億元(約1兆7千億円)に達し、1日で571億元だった昨年を上回った。上海市の女性会社員、楊茵さん(33)は10日深夜からパソコンの前でスタンバイ。セール開始と同時に洗濯用洗剤などをまとめ買いした。「セール時に買えば家計が助かる」と話す。
一方、11日午後に北京市内の大型ショッピングセンターを訪れると、人影はまばら。ネット通販が「安さ」を武器にするのとは対照的に、多くの雇用を抱える旧来型の小売業は高額商品の売れ行きが不振で苦戦している。
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こういう記事でした。
お金の単位が「元」なので、まず1元いくらなのかを調べました。
1元=19.3円とのこと。
余談ですが、わたしが香港にいったとき(2014/1/1)は1元=16円でした。笑
となると、対円に対して3.3円円安になっております。
円安=日本の円の価値が安くなること、つまり数字が大きくなること。
円高=日本の円の価値が高くなること、つまり数字が小さくなること。
というような解釈ができます。
1日で1兆7000億円の売上高ということは、具体的にはどのくらいの規模なのか。
日本企業で言えば、アサヒビールや武田薬品工業の1年分の売上高のことです。
それを1日で売り上げてしまうとは・・・アリババおそろし><
ただ、ひとつきになる文言があります。
「消費全体がなかなか上向かない」という文言です。
中国はデフレ経済の予備軍になっているような気がします。
デフレとは不景気でモノが売れない状態のことを指します。
つまり、物が売れない→企業業績悪化→賃金が下がるor払えない→お金がないので物が買えない=売れない・・・といったループが発生する可能性があります。
ということは、日本が景気停滞期に起こったこと、つまり吉野家やマクドナルドのようなデフレ時代の勝ち組という企業が起こるかもしれません。
もっとも、マクドナルドは今逆にインフレになったことで苦戦していますが・・・・。
というように、過去の記事でも推測すればこういう見方もできます。
わたしはこの方新聞を読み始めて4年ほど経ちますが、こういう論理的思考力は大切だと思います。
ぜひ練習してみましょう!