西洋占星術&手相のMATARY ~「気づき」で幸運を引き寄せよう~ -5ページ目

生命線・知能線の付け根

生命線・知能線の付け根を見てみましょう。
大抵の方はくっついていると思います。この場合、石橋を叩く様な慎重な性格を
あらわすと言われています。

くっつき度合いによって慎重さが変化し、掌中央までくっついている様な
相の方はかなり慎重に物事をすすめるのでしょう。

生命線・知能線の付け根が離れている方もいます。5ミリちょっと位の
離れ方だと、行動力旺盛なタイプと観ます。
1センチ以上になってくると、猪突猛進というかかなりの前進力です。
占星術では火星の力が強いかもしれません。

生命線・知能線の付け根が離れたタイプの方は、惚れると突き進みます。
周囲の意見なども聞かなくなるので、こうしたタイプの方が身近にいる場合は
暖かく見守ってあげましょう。

縦線

掌を見ると、色々な線がありますね。
慣れないとどれがどの線だか判断がつかないかもしれません。

生命線、知能線、感情線、運命線は有名なので知っている方も
多いと思います。
ただ、運命線に関しては「自分の進む道」を意識してから
浮き出てくる場合も多いので、若い方はまだ見えないかもしれません。

こうした主な線以外では、大体縦線がいい意味を持つ事が多いです。
特に、精神世界を表す掌上部に縦線がある方がよい相になります。

運命線を補助する線が中指に向かって伸びていたり、幸運線を補助
していたりすると、後押しをしてくれる様な力が働く事を意味します。

反対に、横線が多いと障害線を表す事が多く、その線がある場所に
対する警告や注意を表します。

また、掌全体に細かい線が多い場合はストレス過多になっている
可能性があります。とても繊細な感性の持ち主なので、
心の重圧に注意を払うとよいでしょう。

進行の月

今日は、久しぶりに占星術の紹介です。
ついついすぐに確認しやすい手相の紹介が多くなり、占星術が
おざなりになっていました。

実際のリーディングでは、約四分の三くらいの時間をを占星術に割きます。
それだけ、手相よりも情報量が多いと言えます。

占星術ではまず出生図を観て、その後に三重円という図を見ていきます。
この図は出生図、進行図、経過図で成り立っています。
進行の月は、この中の進行図に登場する月のことです。

経過図は今現在の星の運行を表しますが、進行図はこれと異なり
「1年1度法」という計算法で算出します。主に太陽と月を観ます。

進行の月は約27~28年でホロスコープを一周します。一つの星座に約2~3年
滞在し、その位置によって社会的に出していく自分の立場が見えて来ます。

MCと呼ばれる天頂にある時が、28年間の集大成の時になります。
リーディングをしていると、この位置で出産、起業、入学など人生の節目の
イベントをよく見ます。
また、ディセンダントと呼ばれる7ハウスの起点に進行の月が到達すると、
それまでの修行の期間が終わり、社会に自分を出していく時期となります。

反対に、MCからアセンダントに降りていく時は、今までの経験を脱ぎ捨てて
新しい道を模索する時期となります。アセンダントを通過すると、ICと呼ばれる
最下点に向かいます。ここは生みの苦しみを感じやすい時期です。

ICを過ぎると、社会に出していく準備の最終段階です。


このように、28年周期で人生のテーマが移り変わっていきます。

リーディングでは、進行の月がどのにあるのか、また進行の太陽や
出生太陽とどのようなアスペクトを持っているかをまず確認します。

進行の月と進行の太陽が合(重なること)になった時は、心願成就の時と
いわれています。
また、出生の太陽と合になった時も同じ様な意味になります。
この時期ぴったりに、作品集を出版した例がありました。

皆さんの進行の月、どのあたりにあるでしょうか。

寵愛線

今日は、寵愛線の紹介です。

掌の下方、親指と反対側に発生する線です。
掌下方の外側より中央部に向かって伸びる線、それが寵愛線です。

この線が出ていると、目上の方からかわいがられたり
目をかけられやすくなります。
人望があるので、人脈が広がりやすい面もあります。

複数の線があったり、長く伸びたりする場合もあります。
これは寵愛の度合いを示します。

すぐ上には健康に対する注意を表す「健康線」が出現する場所が
ありますので、見極めにはちょっと注意が必要です。

結婚の相

今日は恋愛線の応用編、結婚の相の見方です。

結婚のタイミングは、恋愛線の根元から伸びる開運線と
約90度を形成している時です。
具体的には、生命線上から中指に向かって伸びる開運線と、生命線上から
薬指・小指方面の感情線に到達する強い恋愛線が90度になっている流年です。

この位置の流年を詳しく観ると、結婚を考える様な恋愛の時期が
分かるというわけです。

恋愛線だけが強く開運線を伴わない場合、恋愛関係のみで進んで
いくことが多いと思います。
また、開運線だけの場合は仕事上の開運が多いです。

女性で複数ある場合、最初は結婚、次は出産という場合もあります。

皆さんの生命線上には、この90度の相はみえますか?

恋愛線

今日は恋愛線を紹介します。

恋愛線は生命線から感情線に向かって斜め上方に向かう線のことです。
障害線と似ている場合もあり、また生命線内側からかもしくは線上からかで
意味が異なります。
その為、手相の中でも複雑な読み方を必要とする相でもあります。

「流年」というものが手相にはあり、これを用いて物事が発生する
年齢を読んでいきます。
この年齢の位置と恋愛線を読むことで、何歳の時に恋愛をしたか
ということが分かってくる訳です。

また、線の出方や補助線のあり方によって、スムーズなのか
不倫ぽいのか、苦労が多いのかが見えてきます。

恋愛線に対して開運線が約90度を形作る場合、それは結婚や出産を
あらわします。これははっきり出やすいので見分けやすいと思います。

皆さんの恋愛線、どんな感じで見えていますか?

中学受験シーズン

2/1から中学受験のシーズンになっています。
北海道はあまり激しくないようですが(もう終わってるのか?)、
東京など関東圏では今まさに正念場です。
小学4年生位から塾に通い出し、夜遅くまで勉強。
色々なものを犠牲にして取り組んで来たことと思います。

私も20数年前に中学受験に挑戦しました。
結果は全滅、一校だけ補欠になり、そこに入学させて頂くことが
出来ました。

2/1から受験が始まり、連日試験を受けながら志望校不合格が
どんどん判明していく‥。あのプレッシャーと屈辱は今でも
よく覚えています。

正直、勉強した量、質は誰にも負けない位こなしたと思います。
しかし全滅したのはなぜだったのか。
一つには、「苦学」に終止し「楽学」を体験出来なかったこと。
二つには、「その学校に入るよう決まっていた」ということが
あげられると思います。

苦学と楽学、同じ勉強でもその先にあるものは全く異なることでしょう。
勉強させられているか否か、楽しく学べているか否かというのは、
受験のみならず生涯を通してとても大切なことです。

ともすれば、「泣きながら勉強する」「12時過ぎまで勉強する者が勝つ」
という精神主義が幅を効かせるものですが、こうした取り組み方や
指導方法は間違っているといえるでしょう。
指導者、保護者の方々にはなぜ学ぶのか、その問いかけを
自ら行える様に導いていってほしいと思います。

「その学校に入る様決まっていた」というのは運命論として
否定されそうですが、これは実感として強く感じます。
補欠で入った学校で仏教を学び、他にも今に繋がるものを
多数得ることが出来ました。
進学校ならではの勉学はからきしでしたが、こうした学びを得るのが
この時期に必要だった、その場所が補欠で入らせて頂いた
母校だったのです。

合格した方も不合格になった方も、補欠になった方も
それぞれ自分の魂が定めた方向に向かっていく為の分岐点です。

その先にある道に向かって、明日を見つめて今をひたすらに
進んでいかれることを祈ります。

金星帯

久しぶりに手相のお話です。

金星帯という相があります。
人差し指と中指の付け根の下から弧を描き、薬指と小指の
付け根下まで伸びる線のことです。感情線の上に形成されます。

この相がきれいに弧を描いていると、芸術的センスの発達、
性的魅力の発達があるといわれています。

感覚で勝負する芸術家や、舞台などでの身体表現のある俳優の
方々などには必ずある相です。
審美眼なども発達しますので、絵画や写真などへの理解も深いです。

他の相と複合することもありますが、大体半円状になっているので
すぐわかります。

皆さんの金星帯、どんな感じですか?

半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを

「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」少林寺拳法の開祖、
宗道臣先生の言葉です。

私は学生時代に10年ほど少林寺拳法に取り組んでおり、こうした貴重な言葉の
多くに触れることが出来ました。
しかし当時は深く理解しようとはしておらず、惜しいことをしたと感じます。

今改めて開祖の言葉を振り返ると、時代を先取りした思想の深さに
驚きます。「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」は、その言葉の
一つです。

人は、ともすれば自己犠牲によって他人を助けることを潔しとしますが、
開祖はこれはうまくいかないといいます。
まず、自分自身の幸せを確保し、自己を確立するのが肝要であると。

こうした土台が出来て、初めて他人の為に行動することができるのです。

人々が皆、自分自身の幸せを確立した上で他人の幸せを真剣に
考えるようになれば、社会は開祖の目指した理想の世界に近づくのかも
しれません。

仏眼

今日は、神秘十字と似た紋の紹介です。
(最近占星術関連が少なくて申し訳ありません‥。落ち着いたら
また書き出します)

親指の中間の関節に線がありますね。ここが眼のように
二股になっている紋を仏眼といいます。
これも神秘十字と同じく、守護霊、ガイドの守護が強いことを
現します。
仏眼が出ていると、大抵神秘十字出ていますね。

こうした方は、やるべき道の重要さも相俟って守護される
力が強いのかもしれません。