西洋占星術&手相のMATARY ~「気づき」で幸運を引き寄せよう~ -4ページ目

占いについて

占いについて、皆さんはどのような印象を持たれているでしょうか。

観られるのが怖い 
うさんくさい
どこまでわかるんだろう
非科学的だ‥

肯定的なものから否定的なものまで、色々なお考えがあることと思います。
私も、手相に出会うまでは全く信じていませんでした。

私に手相と占星術のきっかけを与えて下さった方は同業の先輩
(クリエイター)で、常に相談者の後押しをちょっとするというスタンス
でリーディングしていました。
コミュニケーションツールから出発したのは、この方の影響です。

占星術は違うルートの学びとなりましたが、こちらの先生も
ちょっと後押しのスタイルでした。決して決めつけること無く、
長所を伸ばせる様リーディングされる方です。

占いというと、決めつける言い方の占い師が多いように感じます。
私もこの10数年、学びの為に色々な方に会いにいきましたが、
決めつける上から目線のリーディングは不快なものです。

恩師や様々な占い師との関わりの中から、リーディングを行う際には
相談者の進む道へそっと後押しするような姿勢を心がけています。


”うさんくさい””非科学的”という指摘はよくわかります。
元々宇宙飛行士になりたかったので、科学や生物は大好きです。
実証しようのない占いに否定的な見解があるのは当然でしょう。

しかし、仏教校出身ということもあり、「個々人に秘められた可能性の
輝き」というものも意識してきました。その人本来の役割、
成すべきことは何なのか‥。
挫折まみれだっただけに、こうした問いかけが常にありました。

これらの経験が、見えない力の探求心となったように思います。

占いは絶対的なものではありません。しかし、将来の傾向、
占星術ならキツい配置や成就の時期など知っておいた方が
よいと思います。

占星術は生まれ出た時間と場所で出生図が決まります。
これは人の一生が決まったものであると考えがちですが、
それは違うと考えています。
たとえ成就の配置が出ていても、道に向かい絶え間ない努力を
していればより大きな成長が得られますし、油断して努力を
怠れば成就のエネルギーも弱くなるでしょう。

傾向がある程度あるといっても、「人の運命が決まっている」と
決めつけるのは人間の魂に対する侮辱だと考えています。
最終的に決定するのは本人ですから、その意志を尊重しなければ
なりません。

リーディングをしていく上で、上記のようなことをいつも
考えています。質問等ありましたら、いつでもメールください。
お待ちしています。

坂本龍馬さんの暗殺事件をリーディングしました

先日、坂本龍馬さんの出生時間を調べてみました。
リーディングの際少し書きましたが、暗殺事件は近江屋事件と呼ばれています。

この日は1867年12月10日。
出生太陽にトランジット天王星が衝になっています。
他にはトランジット海王星が出生冥王星に合。

夏頃からトランジット天王星が影響を及ぼし始めているので、
暗殺計画はこの頃から練られたものと思われます。

暗殺自体の時刻は、通説では午後9時すぎといわれている様です。

候補の一つは午後19時20分あたり。トランジットMCが出生冥王星と
ASCに合になっており、トランジットASCが出生金星海王星に合に
なっています。

通常トランジットMC・ASCは物事をはじめるきっかけを知る為に
見ることが多いですが、ここでは運勢の激変として観ています。

次の候補は午後8時半くらい。トランジットMCが出生土星に
合になっています。

午後10時くらいには、トランジットMC・土星がドラゴンヘッド、
テイルと直列を起こしています。

この内、土星が関わる午後8時半と午後10時が怪しいです。
午後8時半は、トランジットMCが目的途上での事故を誘発する相。
午後10時はトランジットMCと土星がドラゴンヘッド・テイルに
同じく事故の相を与えています。

この時トランジットASCが出生天王星に衝になっていることを
考えると、絶命したのはこの時間あたりかもしれません。

恐らく暗殺犯の襲撃は午後8時半頃、絶命が午後10時あたりでは
ないでしょうか。

この時期は陽が短く、京都では夕方5時には暗くなっている頃でしょうか。
ここから密談が始まったとして、佳境にはいった数時間後、午後8時
過ぎに襲撃が起きたと考えると、時間的には自然かもしれませんね。

いずれにせよ、大きな計画の流れとしてはトランジット天王星、
トリガーはトランジットMCだったようです。

坂本龍馬さんの出生時刻を検証しました

先日、坂本龍馬さんの占星術リーディングを記載しました。
確かな出生時間が不明でしたので、日付のみのリーディングでしたが、
ここで出生時間を検証してみようと思います。

1日の内でも、ハウス、MC、月などめまぐるしく移動していきます。
しかし星の配置自体はほぼ変わらないので、大まかなリーディングが
出来ました。

ここから一歩踏み込んで、坂本龍馬さんの個性から出生時間を
探っていきましょう。
その際、坂本龍馬さんの個性、社会的影響力が重要になります。

※大きな働きをする人は、個性を表す1ハウス、ASCが強い。
※社会的に影響力のある仕事をする人は、MCや6ハウス、10ハウスが
強い。
※女性との縁が強い配置を探る必要あり。
※既成概念に囚われない発想をあらわす配置。
※太陽が1度ずれるので、この意味も勘案する。

坂本龍馬さんの出生時間は1836年1月3日。3日の午前0時の段階では、
月は双子座25度にあります。昼には蟹座1度、24時には蟹座7度まで
移動しています。もちろん、この間のホロスコープはめまぐるしく
変化しています。

また、太陽も山羊座11度から12度まで移動しています。
山羊座11度のサビアンシンボルは「キジの大きな群れ」、
山羊座12度のサビアンシンボルは「講義をする自然の学徒」。
どちらも閉じられた環境の中で物事を追求し、精鋭集団を作って
成功していくイメージを持っています。
どちらかというと、山羊座12度のイメージの方が
「研究成果がその後の普遍的価値となる」イメージを持っており、
坂本龍馬さんに近いイメージかもしれません。

3日0時の生まれだとすると、仕事は大いに拡大しますが、
1ハウスはそんなに強くなく、3ハウスと4ハウスが強いです。

2時頃だと、ASCに土星が合になり、MCに金星が衝です。
困難を通して自己を完成させる、うぬぼれや思慮の無さに注意という
相になります、ちょっと違う感じですね。

3時頃になると、2ハウスに火星水星太陽、8ハウスに木星と月が入り
稼ぐお金、相続するお金両方に困らなそうです。変わった家庭環境から
受け継ぐものによって仕事に好影響と読めます。

6時頃は、1ハウス山羊座に火星水星太陽が入ります。
ASCと複合の合を形成し、1ハウスがとても強くなります。
まさに社会的大成をあらわすといえるでしょう。
冥王星はMCと衝で、独自の人生、決定的な変化を示します。

結婚相手や人脈をあらわす7ハウスは木星と月が入り、多くの仲間に
恵まれ、結婚も不安定ながら幸せになりやすいです。

6時台の月のサビアンシンボルは「春の最初の百舌」。
流行を作り出す度数です。
ここがちょっと合わない様な気がしますが、かなり可能性の
高い時間帯です。

10時になると、ASCが天王星と合になります。
新しいことにチャレンジする度数、技術者もあらわします。
10ハウスには火星が入り仕事に勢いがありますが、
全体にそんなに印象は強くありません。

12時は、ASCと冥王星が合です。強大な野心と影響力をあらわします。
MCは火星水星太陽と合、大きな力と勢い、知性で仕事を進めていきます。
女性との縁は強いのですが、悲しみを伴います。
また、木星の配置から権力者についての困難もあらわしています。

15時半くらいには、1ハウスに木星と月が入室。
MCは天王星と合です。独創的な経歴、人生をあらわします。
7ハウスには太陽水星火星が入室し、仲間と結婚相手に恵まれます。


17時以降になると、月天王星土星で形成されていたグランドトラインが
消滅します。坂本龍馬さんの強運を考慮すると、これ以降の時間は
無さそうな感じです。

坂本龍馬さんは当時としてはかなりの長身、剣術は北辰一刀流の達人と
伝わります。こうした点を、サイン(星座・宮)から考慮してみましょう。

鍛えられた肉体、活発な性質としては牡羊座、射手座の上昇宮が
あげられます(上昇宮とは、ASCのある場所、生まれた時間の
東の地平線にあるサイン、星座をあらわします。
ここを見ることで、その人の傾向を見ることができます)。

この内、長身で面長であるということを考えると、
どうも射手座が上昇宮のようです。
射手座が上昇宮なのは4時8分から6時26分くらいまで。

月は蟹座かなと思いましたが、この見方を取ると双子座27~28度の様です。
MCは乙女座10度から天秤座17度まで移動しています。
この内MCの度数で当てはまりそうなのは乙女座13度
「政治運動を制圧する強い手」、乙女座19度「水泳競争」、
天秤座3度「新しい日の夜明け、全てが変わった」、
天秤座12度「鉱山から出てくる坑員」です。

ASCとの関係を考えると、天秤座3度の5時28分の可能性が高そうです。
このホロスコープでは、1ハウスに太陽水星火星が合。強烈な個性を
あらわします。2ハウスには金星海王星の合が入り、不安定ながらも
幸運な金運を示します。7ハウスには木星と月が入り、仲間と
女性、結婚相手に恵まれる相です。
月天王星土星がグランドトラインを形成し、MC冥王星木星太陽で
グランドクロスを形作っています。

上記の相から、既成概念に囚われない大きな野望を持ち、仲間が多く
女性に慕われる人柄が伺えます。仕事をあらわすMCにグランドクロスが
発生しているので、物事を成し遂げるには大きな障害があり、
多大なエネルギーを必要としたでしょう。
紀州藩から賠償金を勝ち取ったあたり、2ハウス天王星が効いている様な
気もします。

次回は、この図を用いて近江屋事件を見てみたいと思います。

近藤勇さんを占星術でリーディングしました

今日は、近藤勇さんのリーディング結果を紹介します。

近藤勇さん
生年月日1834年11月9日(天保5年10月9日)
出生時間は不明なので、ASCやMC、ハウスは読んでいません。

太陽は蠍座16度にあり、サビアンシンボルは「自分自身の子供の父である女」。
未知のものや新しい意志に対する受容性をあらわし、それを自己のなかで
育てていく事で変容していくことを示しています。

あまり自分を表に出さず、神秘的な雰囲気を持っていたと思われます。
周囲の人は、何を考えているか分かりにくかったかもしれません。
土方歳三さんに表立ったことを任せて、彼自身の威厳で組織をまとめていた
様な感じです。

太陽は蟹座火星と120度。この火星は物事に熱心に取り組むことを
示します。芸術的センスにも恵まれています。
天然理心流剣術宗家四代目の地位にあっただけあり、想像を絶する修行を
されたのではないでしょうか。
武道家らしく勇敢な性質をお持ちです。

また書を苦手にしていながら、短期間の修行で見事な書を書いたとも
伝わる様です。このあたり、この火星が効いているようです。

この蟹座火星、激しやすい性格もあらわします。力で制御されることを
嫌い、トップに立つカリスマを持つともいえるでしょう。

この火星が土星と90度。アクセルとブレーキの配置で、やる気と制御が
混在しています。何かを成す際に、葛藤や自問自答が多かったことでしょう。

土星は冥王星と180度。強烈な野心を持ちながら、自身の冷酷非常さに
よって立場を危うくします。困難な事柄に直面させられる傾向があり、
更に冥王星のサビアンシンボルは「成功しなかった爆弾の爆破」。
非常にインパクトのある活動をしますが、最終的に敗北するという
イメージです。

土星天王星ドラゴンヘッドでグランドトラインを形成しています。
これは熟練者の集団や改革団体をあらわします。

冥王星は木星と60度。とても強い組織力をあらわし、集団を率いる能力に
優れます。政治的にも成功を修めやすい配置です。

この木星は水星と180度、水星は冥王星と120度です。
射手座の水星は、旺盛な知識欲と飽きっぽさをあらわします。
木星と180度を形成することで、固定概念に囚われやすい傾向を
示しています。
冥王星と120度を形成することで、旺盛な吸収力を持ち、
高度な技能習得を得意とする相になっています。

月は水瓶座の終盤にあり、深夜出生の場合は魚座初期。
深夜出生以外では天王星と合になります。
この場合、金星が60度で月に関わります。
時間によっては金星と天王星も60度。この場合、女性を
一人に絞るのは難しそうです。京都でお妾さんが多数いらしたことの
裏付けになるかもしれません。

水星と海王星は60度。豊かなイマジネーションや感性を
あらわします。上記の書の件なども、この影響があることでしょう。

こうしてリーディングしていくと、負けると分かっていながら
時代の役割を担った近藤勇さんの魂の姿が見えてくる様です。


甲州勝沼の戦いで敗れ、4月には流山で新政府軍に包囲されて
出頭します。4月25日(1868年5月17日)に板橋で斬首されました。

亡くなる前年、出生太陽に対しトランジット冥王星が180度、
トランジット土星が合を形成していました(逆行前にもありました)。
それぞれ単独では政治的パワーの発揮、人生の到達点を
あらわしますが、社会的変革の配置のただ中でこの配置となった
ことで、今まで積み上げたものが瓦解する経験をしたのかもしれません。

坂本龍馬さんを占星術でリーディングしました

今日は、坂本龍馬さんのリーディング結果を紹介します。

坂本龍馬さん
生年月日1836年1月3日(旧暦天保6年11月15日)
出生時間は不明なので、ASCやMC、ハウスは読んでいません。

太陽は山羊座11度、サビアンシンボルは「講義をする自然の学徒」です。
閉鎖的な環境の中、先進的な考えを持って行動していく度数になります。

当時の土佐藩は、上士と郷士の身分差が激しい状態でした。
郷士身分に生まれ、身分制度の不条理さの中で育った事が、その後の
先進的な行動の糧になっているのでしょう。

この太陽は水星、火星と合。太陽水星火星の合が木星と衝です。
たぐいまれな行動力と、周囲が驚く様な知性のひらめきを表します。
また、これらの合を形成している惑星は冥王星と90度。
木星とも90度の冥王星なので、限界突破の力が各惑星に
及びます。

極端な身分制度の中から、たぐいまれな行動力で頭角を表し、
周囲からも頼りにされる知性を備え、常に不可能と思われる事を
実現していく、その力がここに表されていると言えます。

月は双子座末期か蟹座。
これは、本人の努力だけでは得られない広大な視野を表す範囲です。
当時の一般的な武士の視点からは、到底理解出来ない広い視野を
生まれつき持っていたのでしょう。
また、大勢の仲間の為に自分を捨てていく傾向もあらわします。

この月は、天王星、土星とグランドトラインを形成する可能性があります。
天王星は、自分を育んだ環境を革命的に変える傾向をあらわしています。
土星は、親しい人との親密感を深めていく傾向です。
坂本龍馬に関わった人は皆彼に惚れ込んでいきますが、
そうした深い人柄をあらわしているといえます。

土星は、金星海王星の合と90度。優しい目上の女性から
厳しく育てられた事をあらわします。
また、女性との関係について、新しい夢を見て周囲の意見を聞かない
傾向もあります。
この辺り、姉の乙女さんと奥様のおりょうさんとの関係をあらわして
いるといえるかもしれません。

暗殺の舞台となった近江屋事件の日は1867年12月10日
(慶応3年11月15日)。
この日の特徴的な配置は出生冥王星に海王星が合。
また、出生太陽水星は天王星と衝になっています。

この内、太陽水星に対する天王星の働きに注意が必要です。
いずれも離別や危機をあらわす配置になっています。


天王星は、1867年の初頭は影響を持っていませんでしたが、
夏頃から太陽に影響を及ぼし始めました。
暗殺計画は、この頃から練られ始めたのかもしれません。

今日は、手相の紋についてです。
手相には色々な紋が出ます。星紋、十字紋、フィッシュ、格子など‥。

十字紋は警告の場合が多く、もっとも有名なのは運命線の先端についた
十字紋です。これは事業や仕事の最終的な破滅を意味すると言われていますが、
私自身が鑑定で見たことはありません。

星紋は出る場所が色々ありますが、出た場所の意味を強めるという
意味があります。
また、特徴的な出方をする場合は何らかの霊感を表します。
ヒーラーの方は、皆様特徴的な星紋をお持ちですね。

フィッシュというのもあります。∞の片側4分の1を削った様な形、
魚の簡易形の紋です。これも出た位置を強化します。
私の右手大陽線には巨大なフィッシュが出ており、その意味を
実証出来る様に検分中です。

皆様の掌には、特徴的な紋はでていますか?

鑑定&勉強会

昨日は鑑定と勉強会でした。
鑑定させて頂いた皆様、ありがとうございました。

夕方からは、占い仲間TさんMさん2人と勉強会です。
場所は「とんでん」。ゆったりした雰囲気で料理もおいしかったです。


2人とも占星術の占い師で、Mさんは「タローデパリ」という
新しいタロットカードの使い手でもあります。

お互いのホロスコープやタロットを見ていきますが、これが楽しい。
鑑定をしているとどうしても自分流の読みになってくるので、
こうして仲間との時間を持って意見を聞くのはいい勉強になります。

久しぶりにタロットも見て頂き、大変充実した勉強会となりました。
次回が楽しみです。
$西洋占星術&手相のMATARY ~「気づき」で幸運を引き寄せよう~


タロットカードの「タローデパリ」、講座など色々あるようですね。
カードを手配したので、勉強するのが楽しみです。

冥王星体験談2

昨日の冥王星体験談の続きです。

4ハウスに冥王星が入る直前、影響が出始める時に結婚したのですが、
この辺りから両親との関係がどんどん悪化しました。
詳しい内容は控えますが、要は一人息子が北海道の様な
遠い所へ行くのは許せないという両親の気持ちとのぶつかり合いでした。

だましだまし月日が過ぎましたが、冥王星の力が出生惑星と4ハウスに
力を及ぼした時、私は両親との絶縁を決心したのでした。
この絶縁の時期は1年ほどで終了し、無事和解が出来たので結果的には
良かったです。感情的なぶつかり合いもなくなりました。

また、ケリー(妻です)とある1点だけのぶつかり合いもあったのですが、
こちらも無事解消しました。

冥王星は「死と再生」を司ります。今まで当たり前だった事柄を
一度破壊し、新しく生まれ変わらせます。変化はキツいですが、
結果的に良くなることが多い様ですね。

現在冥王星は、4ハウス入り口より少し奥に入り始めていますが、
4ハウスネイタル月に合になろうとしています。
これからどのような変化が訪れるのか楽しみにしているところです。

冥王星体験談1

今日は占星術の紹介です。
以前、冥王星のお話をしましたが、もうすこし詳しく書いてみたいと思います。

今、トランジットの冥王星は山羊座に在室中。私のホロスコープでは4ハウスの位置です。
4ハウスは家や家族、地縁に関する事柄を表します。

冥王星の様な大きな惑星は、サイン(星座)やハウスに入る直前から影響が入って来ます。
この影響が強まった時期、ちょうどネイタル(出生)火星にトランジット火星が合になる
火星回帰が同時に発生しました。

この火星合と冥王星が惑星直列になった時、以前お話しした交通事故に遭遇したのです。
かなり強い配置、しかも冥王星は「死と再生」を象徴します。

この事故によって、私は生命というものを初めて真剣に考えました。
それまでの人生はネガティブな考えに囚われることが多く、子供についても
子孫など残すものではないと考えていました。

しかし、車が大破しながらも無傷で済んだということは、何か役割があって
生かされているのではないかと気づいたのです。その役割の一つは子孫についてなのでは
ないかと。
この気づきから程なくして、子供を授かりました。

この流れはいかにも冥王星的です。今までの価値観を破壊する様な体験をさせることで
次のステージに向かわせる‥。まさに死と再生ですね。

奉仕十字

ちょっと札幌を出ていることが多く、更新が滞りました。
申し訳ありません。

今日は奉仕十字を紹介します。
掌下部、生命線と運命線の中間を見てみましょう。
ここにはっきりとした十字がある場合、奉仕十字と判断します。

これは人や社会に奉仕をする気持ちが表れた際にでる相です。
医療関係の方に多い相ですが、他にもヒーリングや占い師にも
多いです。

まれに複数の奉仕十字らしき線が多数ある方もいらっしゃいます。
こうした場合、奉仕十字としてだけではなく、強い霊感を表す
場合もあるようです。