もう10ヶ月程前に書いた記事の・・・続きです^^;
覚えてる人、いますか?いないよねえ、それが普通だもんねえ☆
ということで、参考までに①の内容をに・・・
http://ameblo.jp/masuke-teio/theme-10011845135.html
あと・・・ちょっと小説風に書いて見たけど、自分でしっくり来ないので、いつものまーすけに戻らせて頂くことにいたします
まーすけのおじいちゃんが亡くなった日、まあなんちゃらかんちゃらいろいろあって、送るまでに折りかけの千羽鶴を完成させることになりました。
そして、おじいちゃんがいつもまーすけに言っていた言葉“軍隊手帳を棺おけにいれてくれ”
この軍隊手帳の存在をまーすけ以外の親族は、なんと初めて知ったのでした!
さてさて、続きのはじまりはじまり~
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まーすけの家は連日ものすごい人数が入れ替わり立ち変わり・・・
そうですね、20人以上は常にいたかもしれません。
千羽の鶴をおるまで後ゆうに900はあり・・・
まーすけと弟が必死になってやっていたのは鶴をおる事^^;
それも、おじいちゃんの傍を離れたくないと言う想いと、他はごったがえしているという条件から
なんとおじいちゃんの枕もとで必死に折っていた訳で・・・
お線香をあげに来てくださる方がまず“”って顔してたっけなあ。
そして・・・鶴を折っている理由が分かると“大変そうね、少しお手伝いさせてもらおうかしら”と言って下さる方も多くなって・・・
いつの間にか来てくれた方に誰かが勝手に折り紙を渡し、何故か鶴を折る、というシステムが確立されておりました(笑)
これがどんどん広がって“家で折ってくる”“友達にも頼んで見る”と、まーすけの家とはまるで関係のない方まで巻き込まれることに
ひええええええ!!!すみません
“頼まれた鶴、こちらのお宅ですか~?”
なんてどちら様ですか?なんて方まで鶴をお届けくださり、ついでにお線香まで上げてくださったり・・・^^;
ありがたかったです^^
そして、もう一つの問題が。
そう、“軍隊手帳”です。
おじいちゃんとまーすけしか知らない軍隊手帳のありかに家族とおばちゃんを案内してたんすの引き出しを開けました。
そこには、絹の、モスグリーンの表紙の軍隊手帳が何事もなかったかのようにぽつんと存在していたわけで。
息子にはこの存在さえおしえていなかったのに、孫には存在も中身も、しかも遺言まで託していたとは!!!
そんなパパの表情はまさに“複雑”を顔で書いたような感じですねえ
あの時は完全に“息子の顔”になっていました。
“これは親父が生きた証だ。手元に残しておこう。”
みんながうなづく中、私と弟だけは“ええええええ!!!!!”
そうだよ、だって困るじゃん
おじいちゃんになんていえば言いのよぅ
まだ日数があるのでこの件についてはおばちゃんたちを交えてまた話そうと言う事になりました。
その日の夜、1本の電話。
ママから受話器をうけとると、電話の相手は昔馴染みのカズオちゃんからでした。
カズオちゃんは隣の町に住んでいますが、今は仕事でちょっとはなれたところにいます。
遅いお正月休みで実家に帰ってきたから久々に語ろうぜ、という事でしたが・・・
おじいちゃんの訃報を聞いてびっくり!
またの機会にしようとなりましたが、ママから“気分転換にいっておいで・・・カズオちゃんならなにかいいヒントくれるんじゃないかなあ?”の一言。
少しの時間、ガード下の小さな飲み屋さんで語ることになりました。
軍隊手帳のことを話すと
“それは自分だったらどうか考えるんだよ。
例えば、まーすけがおばあちゃんになって、すごく大事なものを孫に託したのに、天国で持ち物チェックしたら入ってなかった!なんてなったら、どう?”
“絶対にいやなんだけど・・・”
“でしょ?答えでてるじゃない。”
“でも、パパの気持ちもあるしなあ。もしお棺に入れたら一生ちくちく言われそうだよ”
“(笑)いっそ2つあればいいのになあ、手帳”
ん?
ふたつ?
それだあああああ!
もう一冊作っちゃえばいいんだо(ж>▽<)y ☆
こんな簡単な事に気づかせてくれて、カズオちゃん、恩に着ます
ということで・・・
この瞬間から軍隊手帳をそっくりに作ろう作戦がまーすけの中で動き出したのです
鶴も手帳も、忙しくなるぞぉ
~次回につづく予定~