こんばんわ。
これからは、駅伝、ロードレースのシーズンですね。
東松山陸上スポーツ少年団の練習も競技場の外周を使い、駅伝を行います。
競技場外周の赤い走路はコンクリート、林の中のコースはアスファルトです。
なので・・・
脚への負担、衝撃が夏の練習より大きくなります!
これは、年間を通していえることですが、練習シューズはソールの厚いものにすると脚への負担、衝撃を和らげる事ができます。
練習中に
「何か、違和感がある」、「痛い」・・・・
と感じたら、すぐに練習をやめてコーチに言ってきてください。
そういえば、練習に参加できず、ウォーキングをしている卒団生を見かける時があります。
故障をするまでの練習量なのか?
セルフケア不足なのか?
どうかはわかりませんが・・・・
さて、
陸上競技選手に多く見られる故障はどんなものがあるのでしょうか?
多々ありますが、今日は「膝」の故障と処置をご紹介します。
ランナー膝 (腸脛靭帯炎)
走ることによる膝の痛みをランナー膝といいます。
走ることにより膝に衝撃が加わります。また、はひねりも加わる時もあります。
これによって膝のまわりのスジや腱、軟骨等に傷がつき痛みが出ます。
この靭帯は骨盤の骨から膝の外側を通って、脛骨(スネの骨)につながっています。
これが膝の外側の骨にこすれて炎症を起こして痛みます。
原因は骨格の問題、走りすぎや筋力、柔軟性の低下などだそうです。
ジャンパー膝 (膝蓋靭帯炎)
その名のとおりジャンプするスポーツに多い。
特に膝の皿の下にある膝蓋靭帯の炎症によって痛みが起こります。
この靭帯は大腿四頭筋から脛骨につながっている靭帯です。
軽症の場合、練習(運動)後に痛みを感じる程度ですが、重症になると練習(運動)中にも痛みを感じます。
オスグット・シュラター病
これは成長期の小学生や中学生にみられる怪我で、すでに経験している団員もいると思います。
この時期は身長の伸びが早いため、そのため膝の下の骨の成長に筋肉や腱がついていけずに、骨が離れて痛みを感じます。
症状はわかりやすく、膝の下が膨らんできます。
(詳しくは、6月9日にブログで書き込んでいます。)
ちなみに私は小学6年生の時に経験しました。
二分膝蓋骨
膝のお皿は3~6歳頃に形成されます。
しかし、5%位の割合で分裂して2つ以上ある人がいます。
それが成長してもくっつかないと、その部分に負担がかかり痛みが起こります。
痛みがとれない場合、注射をするか手術により骨片を取り出します。
痛みが生じたら病院、接骨院に行って治療をしてもらいましょう。
でも、故障しないよう練習後のクールダウン、入浴後のストレッチで予防を心がける事が大切です。
今後も陸上競技選手に多い怪我をご紹介していきます。