【仮説】貢献のメカニズム | コーチング行政書士日記

【仮説】貢献のメカニズム

人間と言うのは、社会的経験もない子供のうちから、
DNAレベル、遺伝子レベルで下記の要素を持って
いるらしい。

◆誰かのお役に立つことで自分も幸せに感じる感情◆


というお話を以前しました。


この感情を心理学では、「貢献」の感情と呼ぶようです。


でもなぜ貢献の感情って湧いてくるのかなーとぼんやり考えて
いたのですが、一つ思い当たりました。

あくまでも僕の勝手な思い込みですよ(笑)


それは、人間の「」と関係があるのでは?
と思うのです。


普段生活してると、自分の生命が有限だなんて考えません。
いつも考えるのは。。。。

・どうやってお金を稼ごうか?
 ⇒安心の感情

・どうやって地位を向上させしようか?
 ⇒自己重要感の感情

・どうやったら愛してもらえるか?
 ⇒愛とつながりの感情

・どうやったら自由になれるか?
 ⇒自由の感情

・どうやったら自分は成長できるか?
 ⇒成長の感情

などです。


でも、自分が余命1ケ月しかないと知ったらどうでしょうか?

お金を稼いだり、地位を向上させたり、愛してもらおうとしたり、
自由になりたい、成長したいと思うでしょうか?


答えはきっとNo!


きっと自分のことが少しでも周囲の人達の心に残れば良いなーとか、
自分が取り組んできた事を誰かが引き継いでくれればなーとか
願うことが多いのではないでしょうか?

だから、その目的のために、人の記憶に残るように「貢献」したい
という感情が湧いてくるのでは?


そうすることで、自分の限りある命が悠久なものに代わって
人々の心の中に永遠に生き続ける
ことを願わずにはいられない。


普段は「死」というものを意識していないので、その理由を忘れて
しまっているが、常に潜在意識は「死」というものを意識している
ので、顕在意識では忘れてしまっていても、潜在意識の作用で、
知らない間に貢献してしまうと言うようなことが起きているような
気がしました。


皆さんはどのように思いますか?