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フェスの日はいつも早起きです。ましてやこのフェス一番の目当てのTEMPURA KIDZの出演日です。5時前に目が覚めるパターンです。でも、この日は6時過ぎまで寝てました。前日の猛暑でのフェス参加が結構コタエたみたいです。ちょっと扁桃腺に違和感も感じますし、体中痛いし、頭も重かったです。

絶不調でもTEMPURA KIDZ出演日に会場に行かない訳にはいきません。ということで、7:30の開門ギリギリに会場に着きました。

前日ほどではありませんでしたが、日差しは強かったです。フェス日和です。

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ベースキャンプはBUZZ STAGE近くの木陰に設営しました。
今日はTEMPURA KIDZデーですので、テントをTEMPURA KIDZグッズと「てんぷら学園」Tシャツでデコりました。朝起きたときの重い気分はこれで吹っ飛びました。体のあちこちに感じていた違和感も忘れてしまいました。

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TEMPURA KIDZの出番まで体力温存モードで、特にライブを観るでもなく食べたり寝たりしながらのんびり過ごしました。

10:30の開演時間にヒデガラさんが合流してきたので、ヒデガラさんとGRASSエリアを一周しました。

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■ 12:50~ Qaijff at BUZZ STAGE

TEMPURA KDZの2組前から入って徐々に前の方ににじりよる作戦でしたが、まだ知名度は高くないようで、スカスカでした。最前の柵は次のHAN-KUNのTシャツを着た人たちで占拠されていました。

ここで、OmKenさんとヤジオショーさんと遭遇。OmKenさんは入りの悪さに苦笑い。

数日前にYouTubeで何曲か聴いたのと、前日ヤジオショーさんから頂戴したCD(ありがとうございました)で会場までの道すがらやっぱり何曲か聴いて予習しただけですが、結構好きです、こういう音楽。

森彩乃さん、とても美しい方でした。もう少し背丈があったらモデルさんになれる感じ。細い体のどこからあんなエネルギーがあるのか不思議なくらい力のこもったボーカルとキーボード。本人も「全力でやる」と言ってましたが、その言葉に嘘はない、そう感じたパフォーマンスでした。

そういえば「愛知から来ましたQaijffです」という言葉を連発していました。「愛知」という地名から「Qaijff」というグループ名を連想させるべく刷り込みを図ろうとしたのでしょうか。それとも愛知県出身者に焦点を合わせて売り込む戦略でしょうか。気になります。

■ 13:35~ HAN-KUN at BUZZ STAGE

Qaijff終演と同時に観客が入れ替わり、客層がガラリと変わりました。RIJFで一般的な客層ともちょっと違う感じ。筋骨流流なマッチョな感じの男性と、フェスにしてはお化粧が濃い女性が多かったです。

フロントエリアの人口密度も互いに体が触れるほどではないものの、かなりスペースが詰まった感じになりました。

で、アクトの内容ですが、レゲエについて持っていたズンチャカ、ズンチャカのんびり歌うよ、みたいなイメージをブチ壊すような激しいライブでした。曲は四つ打ちノリノリの曲ばかり。HAN-KUN自らジャンプしながら観客を煽ります。GRASS STAGEで同時進行中のONE OK ROCKよりも熱いライブにするとさえ言ってました。ONE OK ROCKのフロントエリアは圧縮、モッシュに加えて、強い日差しもあって、このライブよりもはるかに過酷なものだったとは思いますが。

それでも体力が落ちた中高年には激しすぎるレベルで、30分の持ち時間のうち20分くらいはジャンプして、残りの時間も手を降ったり手拍子したり、棒立ちになっていられる時間が1秒たりともないような感じでした。

基本フロントエリアに入ったら回りに合わせて体を動かす主義ですので、ここで体力を消耗してヘロヘロになりました。次のアクトまでの転換時間15分で取り戻すことができないほどに。

■ 14:20~ RAM RIDER x TEMPURA KIDZ at BUZZ STAGE

HAN-KUNで体力消耗しましたが、これが私にとってのこのフェスのメインイベント。全力で楽しみました。RAM RIDERとのコラボの形にならなかったのはちょっと残念でしたが。

詳しくは「2014-08-03 TEMPURA KIDZ in RIJF2014」で。

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TEMPURA KIDZ終演後はまたもやダラダラタイム。
テントに立ち寄ってくださったひでどらさんとお話したり、フェス飯食べたり、昼寝したり。

昼寝は本気で眠ってしまったようで、ヒデガラさんに起こしていただいて、木村カエラを観にGRASS STAGEへ。

■ 17:35~ 木村カエラ at GRASS STAGE

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ちょっと昼寝したくらいでは体力は回復しなかったようで、スタンディングゾーンの最後方で座って観てました。

木村カエラは産休明け最初のライブということで、久しぶりにステージに立つのが楽しくて楽しくてしかたがない、そんな感じのライブでした。

カエラの楽しそうなパフォーマンスと周囲の観客のノリ具合にも触発されて、私も座りながらも手が上がるようになってきました。

「ねぇ、みんなタオル持ってる?」でむっくり起き上がって「夏フェスでこの曲を演るのがとっても楽しみなの」と大好きな「Circle」。

ここから先は立ったままでライブを楽しみました。音楽を聴きながら体を動かすのはやっぱり楽しいです。

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木村カエラ終演後は、日も暮れたのでテントを畳んでから、天ぷらのおかわりを期待してこの日最後のアクトへ。

■ 19:20~ アスタラビスタ at BUZZ STAGE

期待どおり天ぷらのおかわりをいただいて、アスタラビスタのファンキーなパフォーマンスを楽しみました。

詳しくは「2014-08-03 TEMPURA KIDZ in RIJF2014」で。

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アスタラビスタ終演後にはGRASS STAGEでサカナクションの「ナイトフィッシングイズグッド」が聴けて大満足。

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2日間のフェス参加で体はボロボロ。例年なら日曜日の夜はフェスの終わりですが、一週間後にまた2日間のフェスが待っています。翌日から5日間のことを考えると少し憂鬱になりますが、その後にこのフェスがまだ半分も残っているという嬉しさも混じった複雑な気持ちで家路につきました。