先日、高田馬場に行った際に、2011年9月にオープンした中本の新店へ。
ドンキホーテの地下に飲食店街が広がっており、その一角にあります。
行列をさばくための準備もしてあることから、
ピークタイムにはかなり混み合うほどの人気があることが想像できます。
入店してすぐ左にある券売機で、初めて非辛メニューをポチッと押して、店員さんに渡します。
その際、先日吉祥寺店で受けとったスペシャルチケットを見せて、プチ麻婆丼をサービスしてもらうことに。
「プチ麻婆丼の辛さを抑えることもできますが、いかがいたしますか?」と、ご質問。
辛さが苦手な人ではないか?と気にして、確認してくれましたようで、なかなか気が利いた接客です。
いつもヒヤミを食べているので、もちろん辛さを控える必要は無く、デフォルトでお願いしました。
左の一番奥の席へ着席。
ここは、厨房を裏側から眺めるような席で、盛り付け例の写真や、
都度調理の野菜炒めに調味料をどれぐらい入れているか、よく見える席。
後ろを振り返ると、「蒙古タンメン」という、金色のでっかい字(笑)。
新しいお店なので、店内が全体的にキレイです。
「そういえば、麻婆の辛さを抑えて下さいって行った場合、どうするんだろう?」と思っていたら、
目の前のメニューに、高田馬場店では「辛さおさえめ」バージョンの二種類を用意しているとのこと。
なるほど、これは初めて見ました。
もちろん他の店舗同様、デフォルトの辛さでも刺激が足りない人用に、一味唐辛子もしっかり置いています。
オーダーから5分ほどで着丼。
湯麺(タンメン) (辛さ度0) 730円
プチ麻婆丼(辛さ度4かな?定食と同じ内容だから) サービス
湯麺はかなり野菜たっぷり。
スープもあっさりではありますが、しっかりとした味(若干塩が強め)がついています。
山盛の野菜はシャキシャキで、旨いです。
麺は中本らしく、チャンポンのようにモチモチの、弾力のある中細ストレート麺です。
チャーシューの代わりに、野菜炒めに合う豚バラが入っています。
野菜をかなり多めに食べながら、麺を完食。
それでもまだ野菜がたっぷり。
しかもニンニクもたっぷり。
スープと一緒に、野菜も全て美味しくいただきました。
プチ麻婆定食は、小ライスの上に、中本の特製麻婆をたっぷりかけた、辛口で美味です。
辛さ度10のヒヤミの先に到達した、辛さ度0の世界は、想像以上でした。
あとはおろし生姜もあれば、トナリ やしゃきしゃき のように、タンメンだけでも人気店になりそうなクオリティ。
(タンメン専門店ではないので、今後も生姜を置くことはないと思いますが。)
これだけ美味しいタンメンを作れる力がある上に、辛いメニューを出して超人気店になっているのが中本。
改めて、中本の実力を実感しました。
しかも、より多くの人に味わってもらえるように、辛さを抑えたメニューまで出し始めるとは。
「ラーメン界全国制覇」という目標に向けて、着々と進んでいきそうな雰囲気。
深夜で面白かった番組が、ゴールデン進出で面白くなくなったと言われることがよくありますが、
今後店舗数がどんどん増えたとしても、中本はこれからも「とんがったお店」であり続けて欲しいものです。
まだ回りきれる店舗数のうちに、未訪問の店舗も回っておきます
蒙古タンメン中本 高田馬場店
(ラーメン
/ 高田馬場駅
、西早稲田駅
、学習院下駅
)
夜総合点★★★★☆ 4.0