原子炉かく語りきNO2 | ヘミシンクピンポンパン

ヘミシンクピンポンパン

ヘミシンクと幽体離脱体験記

蒸発した放射性同位体トリチウムが

どうなるのかという問題もある。

それは結局、雲になって、雨となって

近隣にばら撒かれるのだ。

(続く)






―――――――――――――――――

太陽系を、駆け抜ける彗星の一つが

福島の放射線を吸収していた。

アイソン彗星だろうか?

彗星は地球を見つめていた。


発電所の中にはいる。

正面入り口から入ったようだった。

路面が白い。

コンクリートか。


直径が50センチくらいの、ホースというか

チューブみたいなものが路面を横切っていた。

このチューブは、生き物のように脈打ち、

発電所の奥深く通じているようだった。


            「それは私の血液です」

            「今、それで持っているのです」

私とは?

全く聞いたことのない、独特な

発音、音声が聞こえてきた。


この声は、最初イコライザーで変調させた

電子音声にホワイトノイズが混じったような

響き方をしていた。


不思議な抑揚があったが、途中から

聞き取りやすい、人間の声に

変わっていった。


「こんにちは」

「これは何ですか」

          「血管ですよ」

          「炉心の命をつないでいます」

「炉心とは何ですか」

          「地球の核と、あなた方を

 繋いでいるものです」


原子炉は壊れ、発電機としての機能は

果たしていなかったが、それでも

設計にはない本質的な機能と、本来の

使命をじゅうぶん果たしていた。


我々が原子核と繋がり、地球の中心と

繋がっていることをわからせようとしていた。

          「これが本来の目的なのです」


破壊されたことで、初めて本質が見えてきた。

原子炉とは、我々の内面が創り出している

原子核の崩壊であり、心がつくりだす

炎だった。


原子炉とは、何のためにあるのか

というような事を訊いたつもりだったが、

この声は、明確に答えてくれた。


声の主に、あなたは誰ですかと、

私は最後まで聞かなかった。

というより聞けなかったのだ。


上空からフクシマを見ていた。

天空から4基のピラミッドが、隊列を

組み厳かに現れると、原子炉の周りを

囲んだ。


ピラミッドからアイデントが送られてくる。

このフクシマは、龍として存在する、

日本列島の胸のチャクラに対応する

というのだ!!


         「これからそうなるのです」

遥か高空から、日本が龍へと

変容する様を見ていた。


龍の胸、フクシマからベルト状の光の矢が

飛び出し、大気圏外へと長く伸びて行った。

矢の先には、金星とアイソン彗星、そして

太陽が燦然と輝いていた。


フクシマは日本人と世界の命運を

繋ぐ、光の矢として機能していた。

人々の意識が金星と結びつくまで

暫くの間、現在のこの状況は続く。




《原子炉かく語りきレビュー》

ルドルフ・シュタイナーは確か、

アインシュタインが相対性理論を

発表する以前に、原子核から

直接エネルギーを取り出せる可能性に

ついての予言を、彼の著作の何処かに

書いていた。


しかし、今にして思えば、シュタイナーが

云わんとしたのは、我々の心が原子核であり、

それは同時に宇宙だと、そんなこと

だったのかもしれない。


破壊された原子炉は、地球の未来を

暗示していた。

コントロールできればアセンションの星、

希望の金星と結ばれ、フクシマは龍の

ハートのチャクラとして輝く。


失敗すればディセンションの火星へと

転落し、再び滅亡のアトランティスが

繰り返される。


最後までお付き合い頂きありがとうございます。

マサト








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